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chigusa

こどもと羊毛フェルトを楽しもう

2020.04.24 23:00

羊毛フェルトはこどもと一緒に楽しむことができる素材です。

推奨しているのは10歳くらいからですが、物作りが好きなお子さんなら小学校2~3年生でも作品を作ることができ、12歳くらいになると完成度が大人とあまり変わらない作品を作れるようになってきます。

ただし針を使用しますので、大人が傍についてみていてあげるのが大前提です。


色んな色があってふわふわの羊毛は、こどもたちにとっても魅力的な素材。いろいろな形に変化していきますので、その子らしい作品ができるのもまた楽しいですね。


こどもと羊毛フェルトの作品を作るにあたって心配なのは、ニードル(針)の扱いなのでは、ないでしょうか?

ニードルは手を刺したら、もちろん痛いですし、気を付けないと簡単に折れてしまいます。


ニードルを刺すときは、以下の3つを必ず約束しています。


1、まっすぐ刺すこと(針をしならせると折れます)

2、マットの上で刺す(作品を持ち上げて刺さない。手に刺します)

3、人に針を向けない(子どもたちやりがちです。危ない!)


あと意外とやりがちなのは、針を使わない時にそこらへんに置いておいて無くしたり・・我が家でやるとき、ニードルを使わない時にマットの端っこに刺すように言っておいたのですが、別の作業中に手をぶつけて衝撃で針が折れるってことがあり・・(涙)今は針山を用意して「使わない時はこっちに刺してね」と言っています。


針は、太針を使用すれば折れにくいですし、我が家は100円ショップのものを使わせたりしています。(折れてもショックが少ないですし・・・ね)

折れたときは、折れた先っぽを回収するのをお忘れなく!(私はテープで針の部分を覆ってから捨てています)

ニードルを持たせるのが怖いお子さんには、羊毛をせっけん水でこすって作る水フェルトもありますよ。


先日、我が家のこどもたち(小6・小4男子)とも作ってみました。



私の手本をまねてブローチを作成している長男(11歳・小6)

作り方をちゃんと聞いて、作ってくれています。小6にもなると細かい作業も出来るようになってきました。

「自由につくる!」と言い、心の赴くままに作業を始めた次男(9歳・小4)教えてもらわず感覚だけで丸が出来ちゃうのは、すごいなぁと感心・・・。まん丸にするのって意外と難しいんです。


ちなみに2人とも、愛犬の柴犬さくらをモチーフにしたものを作っています。


男の子は、次男のように「自由につくりたい」って子が多い気がします。今は作り方を聞いてくれるようになった長男も、数年前まではそうでした。

個人的にはケガさえしなければ、自由につくるのもいいと思っています。

完成品は、意外と完成度が高く(耐久性は低いですが)素敵なのが出来たりします。

子どもが、「変になっちゃった!助けて」って聞いてきた時だけ助けて、外れそうな部品をくっつけたりしています。「どうしたら思うとおりにできるかな」って考える時間が、楽しいんですよね。


女の子は、どちらかというと説明をちゃんと聞いてくれる子が多いので、色を選んでもらったり完成した作品にアレンジを自由に加えること(リボンをつけたり、ほお紅をつけたり)が出来るとすごく喜んでくれます。

以前、お友達の姉妹と一緒に作ったことがあったのですが、完成品はそれぞれ個性があってそれぞれかわいくて素敵な作品でした(写真を撮っておけばよかったと後悔)


さて、今回作成した我が家のこどもたちの完成品はこちら!

左が次男作の柴犬のお顔(立体)、右が長男作の柴犬のブローチ(平面)です。

二人とも目の位置や大きさにすごく悩んでいましたが、それぞれ満足の出来になりました。

息子たち~上手に出来たじゃないの~(^0^)/


みなさんも長いおうち時間、ご家族で羊毛フェルトで世界で1つだけの作品を作ってみませんか?

次は、作品作りの基礎となる簡単な形の作り方を書こうかと思います。