就労支援の効果について
2016.05.16 14:55
本日は、「職業訓練」ではなく「就労支援」についての「効果」について、見ていきたいと思います。
職業訓練は当然ながら就労支援に含まれます。
「就労支援を問い直す」という書籍のP5に「効果的な就労支援」について記載されております。
「一定の強制はともないながらも、支援対象者本人の主体性や意思、可能性を最優先に尊重した支援を行う。そういう支援をを行うために、地域のさまざまな機関(自治体の各部門、NPO、企業など)が、それぞれの機関の持ち味を生かしながら、地域の資源を充分に活用しつつ、連携するというものである」と記載されております。
私は職業訓練を中心に見てしまうので、少し偏りがあるのですが、現時点では、職業訓練では、あまり連携されていないのが実情ではないかと思います。
ただ、私どもの施設では、公的機関と連携が取れ始めております。このケースを「成功事例」としてまとめることも、意義あるものだと思いました。
また、同書籍のP4には、「文化的実践」という表記もあり、続けて次のように述べております。
「Weil(1950/1967)にならっていえば、文化とは、私たちが自分の身体と魂と社会との結びつきを(再)創造する営み一般である。」
私も職業訓練に対し「文化的実践」をしていこうと強く思いました。