撮る方角の写り方の違いについて*海で検証。
カメラは見える風景をコピーするものではなく、光を取り込む機械です。
写真を撮るにあたって「光を取り込む」ことを意識すると、綺麗に撮れない時の理由が分かるので、上達の近道になります。
文章だと分かりづらいので、二枚の写真の違いをご覧くださいませ^^
同じ場所から東を写したものと、西を写したものです。
↑午後3時ごろの東側の風景。
↓おなじく午後3時ごろの西側の風景。
人間の目には空の色は同じにもかかわらず、二枚の写真の空色はまったく違います。
なんでか、それは太陽の場所。
カメラは光を取り込む機械、と申しましたが、写真にするには取り込む光のちょうどいい量があるのです。
西に傾きだした太陽のある西側を撮影すれば、人間の目には青空が広がってても太陽の光が強すぎて空は青く写ってくれません。
なので青空を撮りたいなら太陽から遠い空を撮ってみましょう。
なんのせ撮りたい写真が撮れるまで、いろんなところを撮ってみる、ですね^^
ここは富山県の宮崎・境海岸(ヒスイ海岸)。
翡翠がある海岸てことで(まあ今は採りつくされてる)翡翠の知識はありませんが、緑っぽいのを集めてみました。
するとまあなんと、お顔みたいで可愛くなったんでないかい^^
そのあといろいろ楽しみましたとさ。
ちなみに石の写真は自分で影を作って撮っています。
写真を撮るとき、暗いと撮れない、ということは皆さん結構意識していらっしゃいますが、明るすぎてもダメ、ってことも心に留めていただけると便利かと思います。
ちなみに↑空が白いからダメというわけではありませんので念のため。
これは光源に向かってとる「逆光」になりますが、人物をシルエットにして写すにはこれが最適。青空を撮りたいなら×ということです。
大切なのはあなたがどんな風に撮りたいか、です。
撮りたいように撮れるようになったら、それはそれは楽しい。
その近道になれるよう、お伝えできたらと思います。