【Report】2020.4.26(日)AM開催 小学校外国語授業づくり研究会4月オンラインセミナー「Here We Go!徹底解説!!」実施報告
2020.4.26(日)AM 小学校外国語授業づくり研究会4月オンラインセミナー「Here We Go!徹底解説!!」を開催しました。今回は勉強会ではなく、セミナー形式でした。教科書にどのような思いを込めたか、どのような理念で作ってきたかを構成や内容を通して、お伝えしました。また、新型コロナの影響で休校延長や分散登校、自宅学習も考慮して授業をつくらないといけない中で、大事にしたいことを共通理解することができたと思いました。時間、内容の関係で、グループ交流はできませんでしたが、たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。次回、Here We Go!については、5/17(日)に勉強会を行います。詳細はコチラ。
参加者の方からの感想を紹介します。
・セミナーの構成もお話もとてもわかりやすかったです。まだまだ勉強不足ですが、自分の授業のための研鑽として、また地元でつながっている小学校の先生方とお話するときに役立てていきたいと思います。
・とても勉強になりました。わかりやすかったです。チャットで質問ができたのがよかったです。
・教科書の内容はもちろんですが、それだけでなく、この状況下でどのようなことができるのか、どんなことに注意すべきなのか、大変勉強になりました。今までに経験のない大変な状況下ですが、今できることを行っていきたいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。
・光村図書の要素を学びたいと思って参加させていただきました。多くの学びがありましたが、次の3点を中心に今後も学んでいきたいです。1)評価について。これからは子供のためにならない評価はしない、見直していく。→昨年度まで、校内研究の関係で、評価について情報を追いかけ追いかけ…。でも結論は、「授業中の子供達の反応が一番の授業改善の道。それが評価」ということでした。ですから、今後も授業改善の為の評価という視点を大切にしていきたいです。2)聞く力を育てる為の手立てを模索していく。3)言語を学ぶことは文化を学ぶこと。とても有意義な時間になりました。ありがとうございました。
・良かったです。外国語科の目的や、趣旨・目指す姿を再確認できました。zoomの活用についても考えることができました。『つながる』など、話す聞くスキルの向上だけが目的ではないという事を確認し、共感できたので嬉しくなりました。感染拡大に配慮した指導や学習についてもう少し考えたかったです。自分の自治体でも、想いをシェアしながら力を合わせてがんばっていこうと思います!
・教科書の作りだけでなく、小学校外国語のコンセプト(教科観)が大変よく理解できました。
・「現場感覚」のあるお話はとても参考になります。文科省の文書などを読みとることも大切ですが、現場ではどうしているか、落とし所はどこか、という点がこのセミナーならでは得られるところで大変勉強になりました。ありがとうございました。
・今年度も英語支援員として小学校授業に入ることになっておりますが、支援員が参加できる小学校の先生方を中心とした会はなかなかないので、とても貴重な場でした。このような状況なので未だ先生方(専科と担任)とは打ち合わせに入っておりませんが、小学校の先生方が置かれている状況もわかり、先生の解説や具体例がパワポのスライドとともに大変分かりやすかったです。ZOOMを通じての効果的な講義としての学びもありました。「つながり」というキーワードやそのための外国語・英語であるという点をハイライトされたコメントも心に残りました。ありがとうございました。
・最初の大事なスタートについての流れと、教科書の仕組みがわかりとても助かりました。
・コロナへの緊急対応、外国語学習へのスタート…大変具体的で参加になりました。何よりも、外国語単語をたくさん覚えるとか、決められたフレーズを書けるとかではなく、人と繋がるための英語を、人としてどのように使いこなし、世界とつながっていくのかが大切であるということを再確認できてとても嬉しくなりました。外国語からのアプローチでできることはたくさんあると思います。外国語でないとできないことも?先生のおっしゃる通り、学級経営あっての外国語学習ですから担任の先生とのつながりがかなり需要だと思います。私は今年度移動したばかりで、はじめての専科、加えてこの騒ぎですからそこがうまくいかず、前に進めなくなっています。そこについても、また皆様と考えていきたいです。とても元気が出ました!ありがとうございました。
・お話がとても分かりやすかったです。小学校英語全般に関すること、光村のHere We Go!に関することのどちらもよくわかりました。
・本日はありがとうございました。小学校で外国語活動の支援員をしております。新教科書の導入初年度に、この新型コロナ・・・・。休校が続き不安な子ども達や、先生方から何か質問があった時に、少しでも前向きな返答がしたい、また、ゴールを知ることで、3,4年生での外国語活動に取り入れられる事や、やっておける事を知りたいと思い、参加させて頂きました。教科書の中身についても丁寧にご解説頂きありがとうございました。この状況下だから、「伝えるためにジェスチャーを大きくする」などジェスチャーの大切さを再認識できるプラス効果もあると感じました。たくさんあるのですが、大きく3つ心に残りました。 ①外国語を通して、「人に伝える、人とつながる喜び」を子ども達に伝える。これはコロナの前でもあとでも変わらない。その為に、安全に配慮しながらこの状況下でも、指導者ができること・活動を考える。今までの常識は常識ではなくなっている。具体的な活動のアイデアも頂きました。支援に入る学校の先生方にもお伝えしたいと思います。 ②評価は目的ではなく、手段であること。それは、子どもの学習につながる支援の1つにならないといけないもの。評価をするための活動ではなく、「目指す子どもの成長の姿(=ゴール」」から考えていく指導計画(活動・指導・支援)の作成・工夫の必要性も納得しました。 ③レスポンスについて新しい教科書の中にとりあげられている。これは、通常の会話の中で、非常に多く使われているフレーズなので、5年生からとは言わず、3-4年生の外国語活動の中から積み上げていける。これはできる!と思います。今までも取り入れていましたが、あまりフォーカスせずに流していってしまっていました。少し取り上げて、子ども達が1つでも2つでも外国語活動の中で、使ってもらえるように、仕組んでいきたいと思います。 他にも、授業開きの大切さや、Here we goの最初には、Let’s startの単元があり4年生からの「のりしろ」が組まれている事(子ども達だけでなく、きっと担当される先生も安心だと思います)、高学年になり学習面の定着が求められてきた事、など学ばせて頂きました。ありがとうございました。
・今日はありがとうございました。私たちは、3年生・4年生の学級担任や英語専科の先生への支援員として学校へ入っています。今日は実際の教科書を手にしての説明で、単元構成だけでなくどのような思いで教科書を作られてきたかをよく理解できました。特に大切に思ったことは、クラスコントロールできる状態であるかどうか、そのことを大切にすることを伝えていただいてうれしく思っています。多分、5年生・6年生の英語学習に入ることは少ないと思いますが、今できること、しなければならないことを大切にして、取り組んでまいりたいと思います。
・今のこの状況からのオンライン化、グローバル化の話で、一気に自分の言葉で(世界とのつながりや外国語学習の意味を)伝えられる気持ちになりました。具体的なお話も多く、あっという間の2時間でした。