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2017.4.27

2020.04.27 01:29

ラスト2 通勤の風景

勤務ラスト2の今朝、駅までの道を歩きながら、この時間のここで出逢ったたくさんの光景が蘇った。

道端の小花、登校班の小学生の列、よくすれ違いやがて見慣れた顔となった通勤の大人、保育園へ向かう親子、冬には真正面から照らしてくる太陽、朝日に照らされ光る街灯、建物、ゴミの周りに集まるカラス、……

これからもここで生活をしていくわけだから、多分同じように繰り広げられる光景なのだろうけれど、この時間のこの景色の中に、私はいなくなる。

今乗っているこの電車の中からも。

通勤の約1時間で、わたしはいつも心の容器をゆっくりカラカラとかき混ぜていたような気がする。

すり鉢状の心の容器は透明で、様々なものが静かに積もっている。嬉しかった思い、感動、…いやな気持ちも沈んでいるかもしれない。

その心の容器に朝の清々しい感動を加える時、一度容器の中をゆっくりカラカラとかき混ぜて、ジュースの粉を混ぜるようにサラサラと入れていく。

するとね、新しい粉とこれまでの粉がキラキラと混ざりあって、くるくる回りながら、静かに静かにまた積もっていくの。

透明なすり鉢状の心の容器には、そうやって様々な色の粉が美しい地層となって静かに重なっている。

この7年半で振り入れたたくさんの粉。

中には粘土質の苦しい思いも入ったけれど、くるくる回しているうちに、魂が出逢った人や景色の美しさに洗われて、濾過されて、大切な一粒一粒になっている、と今思う。

連続のテレビドラマでも、一番盛り上がり感動するのは、最終回のひとつ前の回。それで今日は朝から感慨深くなっているのかもしれない。

さあ、精いっぱい尽くそう。

ラスト2の勤務、行ってまいります。