どんな女性にも自信をつけてくれる一冊
とても素晴らしい本だったので、多くの方々に読んでもらいたいと思いレビューを書きます。
わたしと同じようになかなか自分に自信を持てない方には特に読んでほしい!
拙い文章でうまく伝わるか心配ですが、ご一読いただけたら嬉しいです😊
皆さんは美女が好きですか?
また、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
女性の皆さんは自分のことをどのくらい美人だと思っていますか?
美しくなりたいと思っていますか?
わたしは自分のことを今まで、「美しい」となかなか肯定できずにいました。
今は写真加工アプリのおかげで自分の理想像に近づけるので少し自信がついたけど(笑)
決して自分を美しいとは思えませんでした。
自分から告白してお付き合いできたのは今の旦那さんが初めて。
「あぁ…わたしがもっと美人で魅力的だったらどんなによかったか😢」と女としての自信が欠如してました。
しかし、下村さんの「美女論」はそんなわたしに自信を持たせてくれました。
「世の中は美女だらけです」
「世界中の女性は美女と、美女の可能性を秘めている人しか存在しません。僕は本気でそう思っています」
錚々たる美女を撮影されてきた一流の写真家がこのように断言されるだけで、どれだけ多くの女性が救われることか。
なぜこんなにも「美」というものを追い求めてしまうのか自分でもわからなかったのですが、その理由も解き明かしてくれていました。
わたしの母は美術や文学に造詣が深く、博識です。
幼い頃から美術館や呉服屋さんなどに連れて行ってもらい日本や世界の一流品を見せてもらっていました。
「塾に行くお金があれば海外旅行をして、その土地の芸術や文化を知ったほうが良い」
という教育方針で海外にもたくさん行かせてもらいました。
日本国外に行くと、自国の素晴らしさに多く気づくことができ審美眼を磨くことができます。
また、汚い言葉や男言葉を使うとキツく叱られました。
大人になるに従いそのように育ててもらえて良かったと心底思います。
かのオードリー・ヘップバーンの名言でも、「美しい言葉を発すること」
「人の美点を見つけること」の大切さがよくわかります。
下村さんも「日本の美」の素晴らしさについて説かれていて、改めて母の教育へ感謝の気持ちが増しました。
美女になるには表面的なことを取り繕うのではなく、内面を磨き知性をつけることがなによりも大切だと再認識。
逆にそういった努力を怠ると美女からはどんどん遠ざかる。
自分がコンプレックスに感じているところも、心の持ち方によって魅力と自信に変わるというのもわかります。
それと同時に油断をすればいつでも「美しくいられない」という恐ろしさも知り、今日は早速ヘアメイクを念入りに整えました(笑)
男性が女性に求めるものにも触れているので、恋愛や夫婦生活指南書もしても良いかも?と思ったり🤔
パートナーへ優しくなれますよ(笑)
下村さんのお仕事柄、本文に多くの女優さんやモデルさん、ファッションブランドが登場します。
人によっては聞き慣れない言葉も出てきますが章ごとに解説されているので知らなかったことを多く学べます。
謙虚なお人柄が文章の端々に表れていて、一流の方はやはり違うなぁ…と思いました。