【ツインレイ】サイレント直前の「男性レイの心理」
昨日はツインレイの7つのステージについて
綴らせて頂きましたが
試練の数々がもたらすその意味を考えながら
改めて、背筋の正される思いが致しました。
また、女性レイの皆さまが抱えている
不安が伝わってきました。
チェイサー役を担うことになるレイの一方は
分離期間において霊的覚醒が目覚しく進む為
学びや気付きも多く、それらをネット上で
アウトプットされる方がたくさんいらっしゃいます。
それにより、待たされる身であるチェイサーの苦しみへ
スポットが当たりがちになっていますが
苦しんでいるのはチェイサーだけではありません。
むしろ、無言を貫きながら孤独と戦っている
ランナーの苦しみの方が遥かに大きいかもしれません。
ツインレイ概念に出会うのは圧倒的に女性レイで
男性レイは「ツインレイ」という言葉も知らないままに
長く暗いトンネルをひとりで潜り抜けていきます。
(男性レイも霊性が研ぎ澄まされていくと
ふたりの関係性の神聖さに気付かされます)
「男性レイの苦しみ」をテーマに
分離期間直前の心理と分離期間中の心理に分けて
私自身の体験も踏まえながら綴ります。
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ふたりの出逢いからすぐ
男性レイは強烈に女性レイへ魅かれていきます。
男性レイの魂がずっと待ち焦がれていた相手ですから
それはとても自然な流れです。
激しい感情を女性レイへ抱きながらも
女性レイの存在のみで
男性レイは至福の喜びを味わいます。
女性レイの笑顔・笑い声・何気ない仕草など
怒った時の表情も含めて
それらの全てが愛おしくてなりません。
「何が起きても全力で守ってあげたい」
という気持ちが湧いてきて、時には頼まれても
いないことにまでお節介を焼くようになります。
女性レイは、ただ存在するのみで
男性レイの「幸せの源泉」ですが、実はそれだけではなく
女性レイの言動から男性レイは大きな自信を得ています。
自分自身の存在意義に対して
疑問の多い人生を送ってきた男性レイは
女性レイによって
初めて自分へ価値を見出せるようになります。
そして、揺ぎ無い自信を与えてくれる女性レイを
「一生放したくない」と願います。
温かい感情を教えてくれる、自信も与えてくれる
その存在自体が愛おしくてならない。
男性レイは、天国にいるかのような幸福感に包まれます。
女性レイは「私の気持ちの方が大きい」
と感じるかもしれませんが
男性レイはそうとは見せなくても
女性が考える以上に女性レイへ夢中なのです。
しばし、天国のような至福の時を過ごしますが
男性レイは次第に己の中にあるエゴを突きつけられます。
「彼女を手放したくない、失いたくない」
という思いがエゴを呼び覚ましていきます。
元々、男性レイは自分の感情と向き合うのが苦手です。
ましてや、自分の中にネガティブな感情があるなど
決して認めようとはしないでしょう。
自分の中からエゴが顔を出してくると
一時的に女性レイを突き放します。
そうするしか、自分の心を守れないからです。
自分の感情に呑み込まれたくないが為に
相手が傷付くと分かりながらもそうするしかできません。
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女性レイから距離を取っている間、男性レイは
仕事や趣味に打ち込んで平静さを取り戻します。
そしてやがてエゴが小さくなると
何事も無かったかのように、
再び女性レイの前へ現れます。
「感情的にはならないぞ」と心に決めながらも
依然として女性レイの言動に気持ちが揺さぶられます。
自分の感情を素直に表現する女性レイによって
男性レイの心の扉は開かれようとしますが
男性レイは無意識の内に必死に抵抗します。
硬く閉ざした扉を、女性レイが
優しく開けてくれるのを望みながらも
やはり、自分の感情と向き合うのが怖いからです。
怒り・悲しみ・嫉妬・独占欲・不安
男性レイはこれらの感情を避けながら生きてきました。
ですが女性レイは意識的・無意識的に関わらず
男性レイの負の感情を刺激します。
「自分が一番見たくない自分の姿」が
女性レイによって引き出されていきます。
これは、男性レイにとって何よりも耐え難いことです。
そうやって、いつしか女性レイが「天使」ではなく
「自分を脅かす魔の存在」へと変化していくのです。
男性レイには「失う恐怖」も深く根付いています。
女性レイを心より愛しているからこそ
その愛が大きければ大きいほど
失う恐怖もまた比例します。
この男性レイの「愛を失う恐怖」は
女性レイの想像には及ばない程とても根深いものです。
「いつか彼女を失うことになるのなら、その前に
自分から去った方が良い」と男性レイは考え始めます。
誰よりも自分が傷付かない為に。
「暗闇から救い出して欲しい」と
心の中では女性レイへ常に懇願しています。
ですが、女性レイによって炙り出される
自分の感情とは向き合うことが出来ません。
「こんな自分では、彼女を幸せにする資格はない」と
自信も失い、女性レイの前から姿を消す覚悟を決めます。
魂レベルの痛みに耐え切れず。
男性レイは女性レイから逃げるのではなく
自分の心から逃げ出すのです。
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相手への想いを押し殺しながら逃げるランナーの苦しみは
置き去りにされるチェイサーの苦しみよりも
激しいものかもしれません。
「愛している」と自分の本当の気持ちを伝えられないまま
男性レイは孤独の逃避行へと歩み始めます。
女性レイを心の中から消し去ることによって
激しい痛みからも逃げられると
この時の男性レイは考えています。
ですが消し去れるどころか、分離期間中の男性レイは
以前より更に強い痛みに苦しめられることになります。
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能動性の高い男性が「ランナー」
受容性の高い女性が「チェイサー」
となるケースが多いようですので
私もそれに則って綴っていますが
稀に男女逆の役割となることもあるようです。
ランナー・チェイサーの形がどのようであっても
ツインレイとしての学びを進めていくことが
最も重要です。
次回は、分離期間中の男性レイの心理について綴ります。