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薬膳教室の窓辺から

おうちGWの小さな楽しみ

2020.04.28 00:08

GWは、1年でも過ごしやすい気候ですから、おうちでできる食材の天日干しや

発酵調理にチャレンジしてみてください(^O^)

お出かけできなくても小さな楽しみをたくさん見つけられますよ!

断捨離もいいですが、日頃は、なかなかできないことを試してみるのにちょうどいいですね


5月はバラの季節でもありますね。

みなさんご存じのローズヒップは、バラの実で、ビタミンCが豊富なことで知られています

また、紅茶に浮かべる小さなローズ🌹は、バラ科、ハマナスの花を乾燥させたもので、

玫瑰花(マイカイカ)と呼ばれます

バラ科は、わたしたちの生活にとてもうなじみがありますね

さくらんぼ、いちご、梅、アーモンド、梨、カリン、枇杷...どれもバラ科の植物です!

空き瓶に、海苔や干し椎茸の乾燥剤を多めに詰め込んで、小さめのバラ🌹を入れて

しばらく乾燥させると簡易的ですが、ブリザードな感じになりますよ

あるいは、

いちばん、きれいに仕上がるには、まだ、片付けてない(笑)オイルヒーターの上に

ステンレスかアルミの角皿(100均にあります)を乗せ、あれば、セラミックボールか

珪藻土のコースターなどを下敷きにして、上にバラ🌹を並べて2日くらい乾燥すると

変色せずにきれいなまま乾燥できます

また、季節の便りといえば、GWは新茶のシーズン到来でもありますね


今回のウィルス対策でも注目された「緑茶のEGCG(エピガロカテキンガレート)」を

効率よく摂取するには、粉茶がいいかも知れません

以前は粉茶が苦手でしたが、屋久島の粉茶に出会ってから大丈夫になりました


全国においしいお茶はいろいろありますが、EGCGの含有量が多いのは「べにふうき」

ここ20年ほど前から、花粉症に効果ありといわれてきた種類の茶葉ですね

もちろん、一般的な緑茶にも含まれていますが、80℃以上の

湯温で抽出するのがポイントです


茶葉を丸ごとそのままいただく粉茶は、原則、無農薬栽培のものを選ぶのが無難でしょうね

お茶は、栽培に多くの農薬(28種類ともいわれます)を使うそうですので、健康のためといい

つつ、農薬を摂取することになっては意味がない気がしませんか?


玉露や高級な煎茶は低い温度で抽出しますが、EGCGの適温は80℃以上...

粉茶は、丸ごとですから、うっかり忘れて沸騰直前になっても大丈夫です

手軽に楽しみましょう


写真は、粉茶とミルクプロテインを沸騰直前の湯(数回に分けて注ぎながら

ココアを溶く要領)で丁寧に混ぜ伸ばしてから、粉寒天を加えて溶き、

そのまま固めたおやつです(常温で固まります)

量はあまり気にしなくても良く、ゼリーよりはババロア、ブランマンジェ

に近い感触に固まりますから、お年寄りのタンパク質補給にももってこいですね

器のサイズを変えれば、糖質やカロリーの調節ができますから、食後のデザート

なら小さめ、おやつならふつう、と使い分けるといいですね

少し冷やして、生クリームをのせると贅沢です


プロテインの裏面表示を見て、糖分添加で飲みやすくしたものであれば、

わざわざ砂糖を加える必要もありません(なるべく加えないままが◎)


何かを対策しようと意気込むとそのうち疲れてしまいます

完璧を目指さないで、できることを楽しみながら、定着させるのがポイント

ではないでしょうか?

ウィルスのパンデミックは、今回だけとは限りません

過去の(100年前)のスペイン風邪にはじまり、わたしたちの記憶に残るだけでも

SARS、MARS、Oー157、ノロウイルス...といろいろありました

喉もとすぎても忘れず、いつでも対応できるこころがまえと備蓄をこころがける

ことをおすすめします


小さな工夫と継続がおうち薬膳の大切な要素です