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【Vogue Korea】スホのアルバムカバーを描いた画家 パクソンイ インタビュー

2020.04.28 10:00


スホのアルバムカバーを描いた画家

2020.04.28



SUHOのアルバム「自画像」のカバーを描いた画家は誰でしょうか? 画家パクソンイです。パステルカラーではありますが、あどけなさのない色感とストーリーが含まれているのです。



スホのアルバム「自画像」のカバー作業をされました。スホはどのようなスタイルを依頼し、あなたはどんな点に重点を置かれましたか?


SMとミーティングを行うとき、ゴッホの話をたくさん交わしたことを覚えています。 私を長い間見てきた方はご存知の通り、この世を去った人の中で最も愛する人がゴッホなんですよ。 彼から受けた無数のインスピレーションの作業だけでなく、思索する方式や信念、価値観を守ってくることができました。 昨年末には最終的にゴッホを直接見なければいけないという思いから、アムステルダムのゴッホミュージアムに行きました。ミーティングの途中でスホさんがゴッホが大好きで「自画像」というアルバムタイトル名とともに、それにふさわしい表紙デザインを望んでいる、という知らせをSMの担当者に聞いてとても驚きました。私の絵が上手く描けているということではなく、何か完全にぴったりハマったことを引き受けたような自分がいましたよ。単純な依頼を越え、愛情をたっぷり込めることができる作業になるからです。ひとまず、アルバムカバーにはスホさんの肖像が4つ入るということで、ゴッホの自画像が感じられるムードや、特有のテクスチャが反映されたらと思い、全体的にクルトンの青いベースを希望しました。普段作業しているときの私の印象を積極的に尊重してくれて、楽しくありがたい過程でした。



作業中のエピソードはありませんでしたか?


アルバム作業をする数週間の間は、SMの担当者から提供いただいたスホさんのタイトル曲のデモ音源をずっと聞いていました。 歌に馴染んでくると、そのムードにふさわしいアートワークが浮かんでくると思ったんです。 そうしたら歌詞まで覚えて、思わず口ずさみながら絵を描いていました。まだ世の中に出ていない曲を楽しく歌うなんて、不思議でちょっと笑いましたよ。 アルバムが発売された今もタイトル曲「サラン, ハジャ」を聞くと、昼夜を問わず作業した時間を思い出します。



記憶に残る他のコラボレーション作業は何でしょうか?


オーストリアフィルムカメラブランドであるロモグラフィーと、昨年のバレンタインデーに、世界に一つだけのアナログカメラをデザインしました。 それぞれの国ごとの記念日に合わせたデザインをカメラにペイントして紹介するイベントを進行したんですが、私が韓国代表としてカメラに絵を描くことになったんです。 様々な国の画家が描いたカメラを一ヶ所に集めて、国際的に見て回る珍しい経験だったので、とても素敵な思い出として残っています。 ロモグラフィーの話が出たついでに内緒の話をすると、現在、私とロモグラフィーが本当に素敵なポラロイドカメラを製作しています!



今後やってみたい仕事は何ですか?


ブランディングをカッコよく見せるコスメブランドのパッケージをデザインしてみたいです。 毎日目に見えて使うボトルに美しい色を纏えば、本当に意味がありそうだなと。小さなものでも美しいオーラを伝えられると思います。