いい声になりたい?発声練習よりコレ大事!
2020.04.30 22:30
ワンランク上の美しさを手に入れる
Ask'sMethod
~アスクズメソッド~
向山 明日香
です。
先日
アナウンサー・司会者・DJ
プロ・アマ向け
ブラッシュアップレッスン
に参加してくださった方から・・・
「やっぱり今でも毎日の発声練習って
欠かさずやってますか?」
と質問されました。
私の回答は、
「いえ、
発声練習は毎日しません。」
です。
えっ?プロだったら
毎日発声練習するんじゃないの?
と思われた方たくさんいるかもしれません。
毎日の発声練習・・・悪いことではありません。
でもそれだけでは、
いい声も作れないし
真っすぐ届く声も作れない。
強い声も作れない。
私が毎日しているトレーニング
があります。
それは・・・
/
呼吸のトレーニング
\
です。
皆さん、
声を出るのは声帯が震えて、
とか
その辺りはご存知の方が多いと思います。
じゃあ、
声を支えているのはなに?!?!
それは
「呼吸・息」
なんです。
ですので、
発声練習をするより先に、
呼吸のトレーニングをしっかりすることが
大切なんです!
では今回は簡単な
【トレーニング法】
を一つご紹介。
まず
「息は必ず鼻から吸う」
そして
「息は必ず口から吐き出す」
息を吸うときは
胸が上がらないこと!
膨らむのは
胸の下の横隔膜(あばら骨の辺り)
と
お腹
さらに背中や腰のあたりまで
膨らんでいる感覚ができるようになるとばっちりです。
息を吸う練習ができたら、
次に
長く続くブレスのトレーニング
口を横に開きます。
(「み」と発音した時くらい)
舌は
前歯の下の歯の裏側につけて
少し下あごだけを引きます。
舌の真ん中は上のほうに上げてほんの少し
吐き出す息が通る空間を作るイメージ。
そこまでできたら、
鼻から吸った息を口から
すこーしずつ息を吐き出していきます。
細く細く息を吐き出すイメージ。
「スー」っと尖ったような音が出る程度です。
「サー」っという音はNGですので良く聴いてみてくださいね。
まずは30秒かけて。
できるようになれば 40秒50秒1分・・・
と吐き出す時間を長く保つようにチャレンジしてみましょう。