【気になるコトバ】⑭ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person=HPS):ひといちばい繊細な人
2020.04.30 02:22
【気になるコトバ】では、カウンセリングや心理学に関する用語を初め、文学、哲学、仏教などの言葉を解説したり、所感などを述べたりしていきます。
さて、今日のコトバは…
ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person=HPS):ひといちばい繊細な人
先日、それと疑われる方へのメールカウンセリングを行いました✉️
上記のような気質を持つ人は職場や家庭など生活の中で気疲れしやすく、生きづらいと感じている人が多いと言われています。
HPSは90年代のはじめ、<繊細な人>についての研究を始めたエレイン・アーロン博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。
アーロンによると人口の約20%の人がHPSだと言われていて、特徴としては、
・考え方が複雑で、深く考えてから行動する
・刺激に敏感で疲れやすい
・人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
・あらゆる感覚が鋭い
といったことが挙げられます。
HSP自体は病気ではありませんが、HSPの人は生きづらく感じる自分を責めてしまいやすいところがあります。
その一方で、感受性が豊かで物事を深く考察できるので、クリエイティブな発想を活かして、ヒット商品や世界に評価される作品を生み出したりするかもしれません。
そう、弱みは強みにも変えられるのです!
写真は桜のような華やかさはないけれど、ひっそりと、でも確かに大地に根を張る、春の花たち🥀🌿
#気になるコトバ #ハイリーセンシティブパーソン #HSP