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Oimachi Act./おい街アクト

フランスの女優レア・セドゥをどう観るか?

2020.05.02 03:00

レア・セドゥというフランスの女優がいる。

現在、34歳。


2008年作品「美しいひと」「ルルドの泉で」あたりが映画デビューとなるのか。

「人とうまく会話ができない」とか、

「しゃべるのが苦手だったから」と、

女優への道に入った動機を

何かで読んだことがある。


そんな動機で女優になれるの?

それもそのはず。

彼女の父親や親族が

フランスの大富豪で、

映画界にも顔のきく大物だから。

「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011年作品)、「007スペクター」(2015年作品)、「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2020年作品)。

2度のボンドガール役をこなし

異例の出世街道を歩んでいる。


実に個性的な風貌で、

果たして本当に美人なのかが、

実はよく解からない。が、

ヌードも大胆にこなすし、

一度見たら忘れられない個性的な顔だ。

演技力があるのかないのか、

それさえも判断し辛いというのが本音。


「アデル、ブルーは熱い色」(2013年作品)が、評判が良い。ジャンヌ・モローの再来‼と言われるが、

どうなんだろう。

個人的には原発で働く恐怖と

背中合わせに生きる人々の

映画「グランド・セントラル」が

一番印象に残っている。

レア・セドゥの相手役タハール・ラヒムの

演技力が良かったからか?

未だ未知数の女優レア・セドゥが

本格派女優として評価される作品が

早く観たい。

大ファンではないし

嫌いでもないが


気になる女優である。



●「グランド・セントラル」

2013年フランス・オーストリア合作

監督/レベッカ・ズロトヴスキ

出演/タハール・ラヒム、レア・セドゥ、他


第66回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品/フランソワ・シャレ賞受賞