002 半径500mの生きもの Vol.1
stay homeな大型連休。どこにも行けないので家から半径500mで生き物を探し紹介していきます!いつもは車でブーンと通り過ぎてしまう道に何がいるのか。(全村博事務局 大石真紀子)
撮影しているのはこんな場所です。阿智村の中では都会と言って良いと思います。
みなさん農作業中です。休日に一家総出で作業中のところを、カメラぶら下げて歩くのは、なんかすみませんって気分になります笑。
ツバメ
最初に見つけたのはツバメ。建物に巣を作るのでヒトにとっては最も身近な鳥といえます。5/2の時点ではつがいで巣を作ろうとしているところです。
ツバメを見ると以前読んだ本(長谷川眞理子著「オスとメス 性の不思議」だったか?)を思い出します。ツバメは生まれる子の15%が子育てを共にしているオス以外の子だそうです。2羽が連なって飛ぶ姿をよく見かけますが、これはメスの後ろをオスを飛んでおり、他のオスに取られないためとか。夫婦円満の象徴とされるツバメですが、ヒトの勝手な思い込みのようですね。
ガガンボ
足元に目を向けて見るとそこにはたくさんの虫が。
こちらはガガンボの仲間でしょうか。種類まではわかんないです。
ベニシジミ・セイヨウタンポポ
よく見かける蝶の代表格です。
アオサギ
大物きた!
アオサギです!悠々としていてかっこいい。
サギの仲間は首を曲げて飛ぶのが面白いと思います。頚椎の骨の数が多いらしいです。
トビ・カラス
低空を旋回するトビを発見。
林に近づくと
カラスが林から飛び出してきました。カラスの巣があるのかなぁ。
カラスは見事、2羽がかりでトビを林から追いやりました。
近年、カラスの数が増えていると話す村民の方が多いです。実際調査してみたいです。
初日は思った以上にいろいろ見ることができました!
他にも虫、鳥を中心に数種類見かけましたが、撮影できず…。明日は何に出会えるかな〜。
photo by Daichi Oshima (1,4枚目は大石)