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Tata 【フレンチスタイル花教室】

静岡のお花を守りたい!盛り上げたい!

2020.05.03 08:16

ちょっと前まで

「がっつりとお花の仕事を休みにする!STAY HOME!」

と息巻いて?籠もっていた私です。


そのときの楽しみはひたすらYouTube。


毎日毎日、過去の映像のあれこれや、ミルクボーイの漫才や、スマスマや、聖子ちゃんとトシちゃんのレッツゴーヤングメドレーや、かわいい赤ちゃんの映像を見ていました。



4月の初めの私は子供以上にそんなYouTubeの虜になっていて、

スマホが楽しくて仕方なくて

お花の仕事を再開したいとかもあまり思っていなくて、

「今は花は不要不急なものだから仕方ないよね」

ってどこかでのんきに思っていました。


そんな時にご縁が繋がったのが袋井の安間ばら園さん。


お花の業界が大変なことは聞いていたけれど、

ずっとどこか他人事だったのですが、

直接安間さんから大変なことのお話を聞いたら、言葉が出ませんでした。


「花をやめて野菜にしようっていう生産者が結構いる」

「出荷してもしょうがないって思っている生産者が結構いる」

「値がつかない花がある(値がつかないの「値」が私の想像をはるかにこえていました)」



それを聞いて「こんな時ですから野菜もいいですね」なんてことは

いくらYouTubeに浸かってお気楽な脳みそになっていた私でも、

ちがうことはわかります。



静岡産のお花たちは綺麗なものが多くて、アイロニー(パリ、芦屋、南青山にあるフラワーショップ)認定校レッスンのときに東京から花を取り寄せると、伝票に書かれた生産者さんの名前や産地を見て、

「これは静岡の花なんだ、長旅お疲れ様、おかえり」

と花に言ったことが何度もありました。


静岡花については折り紙つきで、昨年の秋には静岡の花農家さんたちのところへ、アイロニーから見学ツアーが組まれたほどです。

もちろん安間さんのところもツアーの中に入っていました。


もちろん、静岡の花農家さんたちのお花をみれば、農業について優秀なのがわかるし、

多分野菜に路線変更したとしても美味しい野菜をつくることは間違いないと思います。


でも・・・。

でも、ねえ。


そんな状況を安間さんから聞いた後

「渡辺さんなにか一緒に静岡の花を盛り上げることやりませんか?」

って言われて、

「できませんね〜、私にそんな腕もないし、今自粛で休んでます・・・。」

なんて言える人っているんでしょうか(実は一回言ったけど・・・)。


私は言えませんでした(1回言ったこと、反省中…)。

困っている人がいるのにって。

やれることがあるかもしれないのにって。


「なにか私がお役に立てることがあるのならなんでも言ってください!」

と、そんな言葉が口から出ました。


正直言えば「花仕事、休むよ!」って言ったばかりで、舌の根が乾かないうちに、

こんな展開になるなんて思ってないし、

「一貫性ないから格好悪いったらないわ!」と思うけど…。

でもそんなこと、自分の体裁だけの話で、今はどうでもいいやって思いました。

もともと、軌道にのりまくっている教室でも花屋でもないんだし、なくすものって私にはないよね。


今わたしがこのご時世、安全面に配慮しながらでも協力することで、困っている静岡の花の生産者さんたちのモチベーションが上がって、頑張るにきっかけになるのなら、誰かに何か言われてもいいか。


もともと人に好かれるようなタイプでもないので、何か思われても言われても、まあいいかって思いました。


では、私が生産者さんのためにできることってなにがある?

と考えてみたら、たくさんはなくて、せいぜいアイロニーで学んだお花のスタイルで静岡のお花たちを使ったブーケを束ねることぐらいでした。


やれることの選択肢はひとつ。少ないっ!


写真みたいなブーケを束ねて販売する。


静岡花材をふんだんに使ったブーケです。写真の花材は変わる場合もありますが。


この花も、この花も静岡で育ってるんだと知ることになると思います。


どうぞ誇りに思ってびっくりしてください。


5日前までにご連絡いただければ、浜松のアトリエでドライブスルースタイルで受け渡しできます。

https://flowerlessontata.amebaownd.com/shopItems/28784893

https://flowerlessontata.amebaownd.com/shopItems/28787558

静岡のお花たちを全国の人に知ってもらいたいし、地元の人たちにも知ってもらいたいです。


こんな綺麗なお花たちを、一緒に守っていきましょう!