HGUC バリュートパック その82
ワテクシのブログにもコメントをして頂いている仁さんのブログにて、これまたワテクシが最も大好きなMSであるガンダムMK2さんを使った汚し塗装のみに注力した作品が公開されました。ひゅ〜どんどんどん。ぱふぱふ、どんどんどんw
仁さんどんだけ汚し塗装したかったんだろうwってのがひしひしと伝わってくる作品ですw
ゲート跡処理無し、合わせ目・パーティングライン処理無し、下地処理無し等、ありとあらゆる基本作業をせずに、純粋に汚しを楽しむだけに特化した作品。やべぇ仁さん漢だよっ!! ワテクシはこの完成品にテンションアゲアゲです(と言うか純粋に汚し塗装だけを見るのに非常にありがたいです)。
ウォッシング、スポンジチッピング、ドライブラシ等、様々な技法の汚し塗装をコツを踏まえながら解説して頂いていて非常にお役に立つ記事ですので、汚しに興味あるけどどうやっていいのか分からな〜いって人にはぜひ。ワテクシも戦車等の模型を作る時には仁さんの汚し塗装記事をじっくりと読み返す事でしょう。
ワテクシ、時に思うんですよ。塗装や模型に限らず上級者様の解説って理論立てて分かりやすい時もあるのですが、初心者からしてみると分かりにくい時も多々あるんですよね。そして時には初心者〜中級者レベルの人の解説の方が共感があったり分かりやすかったりする事があったりします。
ただ・・・悲しい事にワテクシの塗装経験値とセンスは微々たるものなので、せっかく仁さんが解説してくれているにも関わらず、それを読み解いて自分のスキルに吸収する事が未だ出来そうになく、非常にもったいない気分になります(T_T)
ちなみに以前にも時々ワテクシのブログで表明していますが、今回またワテクシの模型に対するスタンスについて触れておこうかと思います。
色々手を入れて丁寧に完成させたものは、非常に素晴らしいものである事は疑う余地の無いことです。でも模型を通して自分が楽しい時間を過ごしたという事実は完成品のクオリティよりももっととっても大切な事だと思っています。模型は趣味ですから、楽しくなくちゃやる意味がないです。
なんでワテクシがまたこんな話を持ち出すのかと言うと、これはワテクシが直接目にした訳では無いのですが、最近少し前だったかな?!Twitterだったかネットのどこかで、「塗装しろ」とか「合わせ目消せ」とかそれが当たり前の作業の様に他者に求める人がいらっしゃったようで、それを見てなんだか非常に悲しくなってしまったからなのです。
キツイ言い方をすれば、ネットに晒した以上考え方の異なる第三者からの心無い激しいツッコミを受ける可能性を考慮しておくべきでしょう。でもそれが他者を攻撃していい理由にはならないかな〜と。
模型に関する様々な作業は本人が必要と感じたり、やりたいと思ったらやればいいだけの話だとワテクシは思っています。何を完成とするかは本人が決める事です。そこから次の課題を見つけてより良いものを作るのもいいし、同じ事を繰り返して作る事自体を満喫するのも大いにアリだと思います。楽しみ方は人それぞれなので、ワテクシはどんな完成品だとしても、それがパチ組みだとしても、何かしら本人の気持ちが伝わってくればこっちも嬉しくなります。最近ワテクシはYouTubeでせなすけさんがガンプラをただダラダラとパチ組みするだけの動画をよく見るようになりましたが、見ているこっちも非常に楽しいです。ちなみにワテクシの個人的な見解としては、せなすけさんのナチュラルメイク押しです(キリッ!!
一般的に人は自分のものさしを使って他者をはかって自分の考えを押し付けがちですが、他者がどのようなものさしを持っているのかとか、どんな事を考えたり感じたりしているのかとか相手に共感や理解を深める行為って大事だと思います。これって他者のためだけでなく自分自身の問題の発見・分析・解決能力向上に非常に重要だと思います。なので常日頃から自分のためにと思って意識的に実践すると、結果的に他者とよりよい関係になるかと思います。
すみません、仁さんの汚し欲求開放MAXなMK2さんが凄く良かったので興奮のあまりつらつらと書いていたらその勢いで久しぶりにここ最近思った事をぶちまけて更には明後日の方向へ脱線した長い前置きになってしまいました。なんかいつもと違ってプチっと真面目で説教じみた話になってしまいましたが、ワテクシが言いたいのは「模型は趣味なんだからさ〜面倒な事考えないで皆で気楽に楽しもうよ〜」って事ですw
さて久しぶりの長〜い前置きはおしまいにしてさっさと今回の模活の話を進めましょうか。
前回までは紙でバリュートを再現したので今回から素材の置き換えをしていきます。
軽くて加工しやすい素材として色々と考えて、スタイロフォーム?!とかいう素材にしました。要は緩衝材として利用される発泡スチロールみたいなやつですね。よくジオラマの土台にも使われていたりします。
こちらのあ〜ま〜ぞ〜〜〜〜〜んで色々探すと、スタイロフォームと言ったり、スチレンフォームと言ったり色々言葉が曖昧で、凄く探しにくいです。スタイロフォームと言いながら材質が全く異なる商品もありますから。過去に扱った事が無い素材なので、同じ物で言い方が異なるだけなのか、そうでないのかもよく分かりません。
で、今回購入したものは、発泡スチロールと言うよりはスタイロフォーム?!な質感で、表裏表面に紙が貼られていました。
まぁその紙は後で何とかするとして、台紙に合わせてカットしていきました。
素材はA4サイズで、それを余す事の無いように既に用意してある台紙を使ってナイフでカットしていきました。汁亀を使ってカット出来るとは思うのですが、形が簡単ですし、それ程精度を求めていないので、手作業でカット。
んでカットしたものがこちら。
バルーンらしい形に近づけるために各エッジをヤスリで落としました。これがまた面倒臭いったらありゃしない。
この手の素材をヤスるのは結構難しいです。微妙に柔らかすぎたり、素材がボロボロ崩れやすかったりで、ホント手間がかかりますorz
そして素材の表面に貼り付いている紙。一般的な工作をする人達には紙が貼ってあった方が使いやすいのかもしれませんが、付いたままだとどうにもこうにも扱いづらいです。なのでヤスり作業する前に水を付けてふやかしてから綺麗サッパリ剥がしちゃいました。剥がすのは簡単なのですが、結構な数なので時間もかかるかかるw
本当はオマケ程度で簡単に済ます予定でしたが、予想以上に手こずってます(T_T)
馴れない素材を扱うのは結構大変ですね。でもいい経験になります。