ホワイトバランス テスト (baLens)
2009年3月7日の記事でホワイトバランサーの『baLens』ことを掲載しましたが、いろいろコメントを頂いたりしましたので、比較の写真を再度掲載してみました。
比較写真の撮影条件は次の通りです。
カメラ: ソニー DSLR-A700 (α700)
レンズ: ソニー SAL50F14 (50mm F1.4)
設定: ISO-200, F14, ニュートラル, sRGB, JPEG
光源: パナソニック パルックボールスパイラル(電球型蛍光灯) 電球色 (EFA15EL/12)
※ Web掲載のためのリサイズ等はAdobe Photoshop Elements 7 を使用
【1】 ホワイトバランスをα700プリセットの AWB (オートホワイトバランス に設定して撮影
【2】 ホワイトバランスをα700プリセットの 白熱灯 に設定して撮影
【3】 ホワイトバランスを baLensニュートラル(標準) を使って設定して撮影
【4】 ホワイトバランスを baLensウォーム(温調) を使って設定して撮影
ちなみに、同条件下でexpodiscでホワイトバランス調整をしてみたところ、色温度は【4】と同じでした。
4枚の写真で、被写体(モノと背景)の実物の色に最も近いのは、【3】です。
ただし、私も最近注意するようにしているのですが、厳密なホワイトバランで撮影すると、特に人の肌が "冷たく" 見えることがあります。これは、いわゆる「記録」と「記憶」の違いで、人を撮影するときは【4】の方が、後から写真を見たときに好印象だったりします。
もちろん、写真にどのような色や印象を求めるかは人それぞれですし、今回のも私が家の中で撮影テストしてみたサンプルですので、あくまでもご参考ということで。