オンラインたらいまわし

持続化給付金の申請に必要なものの中に、「確定申告の控え、ただし収受日付印が押されているもの」というところで、多くの同業の方が足を止められてしまったかと思うのですが、じゃあそれをどうすれば解決するのか、代替案はあるのかといろいろ調べるためにホームページで調べるじゃないですか。

それだけならまだしも、僕の知識不足もあると思いますが、お役所のホームページって日常使わない言葉が多すぎて、それが何を意味しているのかすぐにわからない。ウィキペディアみたいに言葉にカーソルを近づけると解説が出てきたり、「いわゆる」という言葉をカッコで書いておいてくれるとか、そうしてくれると大変読みやすいのですが、そうじゃないからしかたがない、その言葉の意味するものが何かを別のページで調べる。すると、またその中にわかりにくい単語が出てくる。それを調べる。

そしてひとつひとつのページに「〇〇についてはこちら」があまりにも多すぎてタブだらけの迷宮に入り込んでしまう。

実際に役所に行ったときのあの「たらいまわし」と同じだなあ、としみじみ思う。

まあ、今回の件に関しては、できるだけ直接役所に行かなくても済む方法を模索しているから、というのもあるのですが。だって、もう絶対税務署とか大混雑しているんだろうし。そんなのに1日時間を使われてしまうのは心底嫌だ。こうやって調べている間にも行けよ、って感じですけどね。

で、結局行くのが一番手っ取り早いという結論に達したので税務署行ってきます。しょうがない。

荻原明（おぎわらあきら）