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ライフ・デザイン with風水

こどもの日

2020.05.05 23:00

こどもの日に向けて、金太郎人形を飾った。

これを出すときに必ず思い出すのが、母の言葉。


金沢では孫が生まれると、嫁の実家が雛人形や五月人形を送る風習がある。

娘の雛人形は、父が選んでくれたもの。

父は転勤族の私達を気遣い、小さめのを選んだつもりだったようだが、それでもフルで出すと私達のマンションには大きく、ちょっと文句を言ったような、、、?


息子の初節句には、父は他界していて、

母が、「部屋に合う良いのを、そちらで買いなさい」と送金してくれた。

私達が、娘の雛人形と同じメーカーの「久月」さんに選びに行くと、産まれたばかりの息子によく似た金太郎が目に止まり、これに即決した。

金太郎を買ったことを、母に電話で告げると、

「なんで兜にせんかったん!出世兜にするものや!」

とがっかりされた。


毎年出すたびに、そのことを思い出すけれど、私は今も気に入っている。


花屋に菖蒲を買いに行ったら、なんと売り切れ。

菖蒲湯用は手に入った。

今日は菖蒲湯、と念入りにお風呂掃除していたら、子供達が小さい頃に、みんなで菖蒲の葉を頭に巻いてお風呂に入ったことを思い出した。写真も残っている。

私の実家ではそうしていたけれど、よそのお宅もしているのだろうか。


久しぶりに今年は頭にも巻こう。だって菖蒲は邪気を払うもの。今だからこそ!


他県でひとり暮らしの息子は、菖蒲湯はしないよね。。。

息子も邪気から守りたいなあ。

そして私は二本巻くことにした。一本はもちろん息子の分。

これでよし。

中年のおばさんが菖蒲を頭に巻いて湯に浸かる姿、ほっこりして悪くないんじゃない?