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日本企業復活の戦略

2020.05.05 10:05


総評:買う価値4(5段階中)前にもここでご紹介しましたが、1章と8章だけがよかったです。


◆新たな「競争のルール」


✔現在の競争戦略では、「顧客が第一で、社員が第二、株主は第三」


⇒従業員にいかにいい仕事をさせて、いい人材を獲得するかが重要な戦略」


✔従来は、「規模の経済」と「顧客との距離の近さ」は両立しなっかった。


⇒大企業になるほど、創業者意識が失われ(官僚化)していく。これは、分析の相関関係からも明らかだったが、

現在は、この「規模の経済」と「顧客の距離の近さ」を両立することが重要な戦略(グーグル、アマゾンなどはここにおいても突出している)


ビッグデータとは、この「規模の経済」と「顧客の距離の近さ」を実現するツールである


✔これまでは、優秀な経営者が戦略を立てて行うことがよいとされたが、

これからは、上下を超えた優秀な人材に「新たな価値を生みだす仕事」を担当させることが経営戦略の中心になる

「ライン」の考え方は希薄にあり、プロジェクト型仕事に移行する


✔プラットフォーマーになる必要はない。むしろ、プラットフォームやアウトソーシングを活用して、

エコシステムを築くことで、顧客に対しての価値を出すことが重要


✔これまでは、上場企業は資金調達の手段としてであったが、クラウドファンディングのように、

上場企業においても、資金調達はプロジェクト化していく。これによって、IRも、事業単位からプロジェクト単位の粒度が求められる。


✔企業改革を行うときに、メインの事業があるはずだが、これは「第一エンジン」として、ブラッシュアップする。


これに加えて、創業のような形で、「第二エンジン」を企業内/外に作り、これをベンチャーのように育ている形の改革が成功率が高い


◆マイクロバトルシステム

これは、先の「第二エンジン」を指していて、「第一エンジン」と「第二エンジン」を正しくコンフリクト(衝突)させることで、

「第一エンジン」の改革も行っていく


◆顧客体験を軸として、コモディティを脱して攻めに転ずる

DXには顧客体験(CX)を変えるということが、盛んに言われている

お客様の中に、顧客最高責任者を置くのが流行っている


◆投資家を活用し、変革の内なる敵に立ち向かう

この章では、社内の抵抗勢力を抑えるのに、投資家アピールをうまく利用したり、社外取締役を利用したりしたりすることが有用と書いてある


◆デジタル戦略

デジタル戦略は、計画をする手法があり、顧客/チャンネル、商品/サービス、オペレーション、ビジネスモデル、プラットフォーム/パートナー、データアナリティクス、IT、人材の8つの項目で考える


◆AI活用

AIは、人材ポートフォーリオの最適化にこそ使うべき

ミドルの仕事はAIにとってかわられ、ミドルは再び現場の一流に戻る。そこで、創業者意識を持って働いているかを、AIに選定される。


◆その他

事業売却もしっかりと売る側が価値を上げてから売ることが重要

SDG’sも戦略に組み込もう