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東京思考

小江戸川越 [後編]

2009.10.01 18:00

小江戸川越の後編です。

三芳野神社を折り返しにして、菓子屋横丁に向かいます。

と、その途中でこんな看板を見つけました。

これは「辻の吉野家」というお肉屋さんの看板です。年季が入っていて良い雰囲気です。

そこから暫く歩いて、菓子屋横丁に到着です。こちらも人気スポットだけあって混雑してます。その前の道路も渋滞していて、混み混みです。

結局ここでは何も買わず(笑)、この通りを入ったところにあるパン屋さん「川越ベーカリー 楽楽」に行きました。

ウチの奥さんがパン屋で買い物をしているのを娘と外で待っている間に、そばのお店(というよりは普通の家)で売っていたサツマイモスティックを買って、ベンチで食べました。意外に(失礼)美味しかったです。

この後は、また蔵づくりの街並みに戻りました。そしてこちらも有名なお店、1783(天明3)年創業の「亀屋」さんの元町店の前を通ります。店頭では亀屋さんの看板商品である亀どらの皮を焼いているところが見られます。

この時間帯は人混みが少し落ち着いているようなので、時の鐘に行ってみました。地元では鐘撞堂(かねつきどう)と呼んでいるようです。

約400年前に建設されたのが最初ですが、現在のは1893(明治26)年の火災の後に再建されたもので、1日4回(6時、12時、15時、18時)に機械で自動的に鐘が鳴ります。

こういう昔の面影を残している街では景観を壊さなように配慮されている看板が増えてきていますが、ここでもこんなのを見つけました。

こちらは、埼玉りそな銀行川越支店の建物です。元は明治期に設立された第八十五国立銀行の建物で、後に埼玉銀行、あさひ銀行、そして現在の埼玉りそな銀行と、金融機関再編の中で変わってきた銀行です。

仲町の交差点にあるのは「まめ屋川越店」です。各種の煮豆と生豆を売っているお店で、建物も趣があります。

こちらは川越商工会議所の建物です。文化庁登録有形文化財に指定されています。

大正浪漫夢通りにも趣のある建物がたくさん残されています。

こちらは別の意味で"時代"を感じさせてくれてます(笑)

ということで、蔵づくりや古い建物が残る街は、予想を上回る観光地振りでしたが(笑)、川越線は埼京線直通運転なので手軽に行ける小江戸観光、川越でした。