Never ending story

世の中には色んな”痛み”がある

2020.05.05 18:07

月曜日の夜、仕事帰りに買ったお酒を飲みながらYouTubeで日本語ラップのPVディグりをする。


今日はいやなこともたくさんあったし疲れたし、でも明日は休みだからバニラアイスものせてご褒美オプション。

こうやって好きな音楽聴くだけでもご褒美オプションだけど!


最近Leon fanourakisのラップがクセになって耳が欲しがるんだよ、、困るぜ、、

ラッパー達はいつでも耳障りなヘイト上司の声を掻き消してくれる。ホント助かる。


Leonくんを知るキッカケになったのはAnarchy。

Anarchyを知るキッカケになったのはフリースタイルダンジョン。

フリースタイルダンジョンを知るキッカケになったのは般若。

般若を知るキッカケになったのは元カレ。


そうやって連鎖して広がって好きなラッパー達が増えていった。


日本語ラップダサいと思ってた頃の自分ホントバカすぎ、、

逆に今だから食らったのかもしれないけど、、。


当時元カレともうダメだなってなった時、毎日のように泣いていた。

仕事終わり誰もいない職場で泣いて、バス停から家までの帰り道にも涙が止まらなくなって車で心を落ち着かせたりしていて、すんなりと彼と住んでる家に帰ることができなかった。


そんな時、皮肉なことにも般若に救われた。

(全然恋愛の内容じゃないんだけど)乱世とかあの頃じゃねえをよく聴いてた。


曲聴くと分かるよね。過去の辛い思いとか経験、同じじゃなくても”つらい”とか”悔しい”とか感情の部分で共感できることって。

きっとそういった感情の部分がなんとなくリンクしたんだと思う。


楽曲で泣いてしまったり、フリースタイルバトルがアツすぎて泣いてしまったりとこんなに心を動かされるなんて思ってもみなかった。


般若、アナーキー、kohh

最近よく聴いてる。過去のことを歌ってる曲がすごく揺さぶられる。彼らは色々な”痛み”を経験している。自分だけなかなか売れなかったとか、貧乏だとか、家族や生い立ちだとか。


ヒップホップはリアル。

色んな痛みを経験した彼らに、自分の痛みが救われることがある。


日本語ラップに出会えて良かった。