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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生38)

2020.05.06 23:00

隆臣を連れて保育園の説明会に行く日が来た。




隆二は半日撮影が入ったので、臣が連れていくことになった。




朝から雨が降っている。




「隆臣、レインコート自分で着れるかな」




「だいじょぶよ♪」




「あれ?ここに置いてあったピアスどこ行った?」






乃愛と理太は剛典の実家に行ったので、廉には休みを取らせた。




「隆二~?あれ?どこだ…」




臣は素肌に真っ白なシャツを羽織って、紺のネクタイを締めながら相方を探した。




隆二の部屋をノックしても返事がないので、ドアを開けた。




薄いカーテンの向こう、ベランダに影が見えた。




「居るんだったら返事しろよ」




カーテンを開けると、降りしきる雨を見ながらタバコの煙を燻らせる隆二の姿があった。




「あ‼️こら!何、吸ってんだ💦」




「電子タバコだ、心配ねぇよ」




冷めた目でそう返した。




「なぁ、リビングに置いてあった俺のピアス知んない?」




「知らねぇ…」




「…っかしーな」




「保育園行くんだろ?ピアスいらねぇじゃん」




「そうなんだけど」




「だけど、何?」




「カラダの一部みてぇなもんだから、持ってないと落ち着かなくてさ」




「他にもいっぱいあんじゃん」




「あれは特別なんだ」




「…」




「いつまで落ちてんだよ」




「…別に」




「お前、最近可愛くねぇぞ」




「ほっとけ」




「ホント可愛くねぇ」




「あ、そうだ。今夜遅くなるから」




「飲み会か?」




「地元のツレと」




「泊まり?」




「わかんねぇ」




「LINEしろよ」




「ああ…」




「おとーしゃーん💦来てぇ‼️レインうまく着れないのよぉ💦」




隆臣に呼ばれて臣が出ていくのを見届けてから、隆二はポケットからキラリと光るピアスを取り出した。。





「お前の一部は…俺の一部だ」





つづく