花の役割。
2011.03.20 06:25
「 先生、レッスンで生けていた薔薇の花を、入れてあげることが出来ました。 よっかったです・・・。」 阪神大震災の後、20代の生徒さんの言葉を忘れることが出来ません。 同年代の従姉妹さんを震災で亡くし、混乱の中、荼毘にふされた時の話しです。 震災の前の週に、芦屋でレッスンがありました。 地震でひっくり返ってちらばった花だったけど、あってよかった・・・と。 せめて花を添えてあげたい・・・と、思っても、当時は叶わなかったのです。 「おねえちゃんは、花に包まれて逝きました。」と。 その話しを関東の親戚に話されたらしく、その後しばらくして、安置所に 茶箱一杯に菊の花が送られてきたそうです。 今。 亡くなられ方々に、1人一輪の花だけでも、お届けしたい。 そんな気持で一杯です。 <23日・24日のレッスン> ①研究科・・・・前回の器です。長いブリキの器2ケ、オアシス要。 ②上級A(梶井・林さん)・・・ガラスの器、なげいれです。お荷物ならアトリエの備品をお使い下さい。 ③上級B(西尾さん・安田さん・松村さん)・・器アトリエで準備します。オアシス要。 ④中級(趙さん・井上さん)・・・葡萄柄花器です。オアシス要。 ⑤初級(上田さん)・・・器アトリエで準備します。オアシス要。 (堀川さん)・・ 〃 ⑥研究科(角田さん梅井さん)・・・器アトリエで準備します。なげいれ。 ⑦芦屋教室(川崎さん)・・・ハサミのみ