過去の<書き換え>は可能か?!~<空っぽの椅子>がもたらすパワーとは~
花便りが伝わる今日この頃、桜前線は北国まで到達しました。
お花見もままならないこの春、外出自粛が続く中、それぞれに過ごし方を工夫されていることと思います。
ところで、この時期、例年ですと音楽番組などで、<桜にちなんだ曲>というものが良く取り上げられますが、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
有名なものの一つに、以下のような歌詞で始まるものがあります。
さくら舞い散る中に忘れた記憶と
君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風 あの頃のままで
君が風に舞う髪かき分けた時の
淡い香り戻ってくる
二人約束した あの頃のままで
ヒュルリーラ ヒュルリーラ
(ケツメイシ/さくら)
桜が散る季節に出会い、別れた女性を、同じ季節がめぐる度に思い出す、という歌です。
この曲では、ラップの歌詞で以下のようにも歌われます。
気付けばまたこの季節で
君との想い出に誘われ 心の扉たたいた
でも手をすり抜けた花びら
初めて分かった 俺若かった
この場所来るまで分からなかったが
此処だけは今も何故
運命(さだめ)のように香る風
<記憶>というものには、忘れたくない記憶と、忘れたくても忘れられない記憶、そしてどちらでもない記憶の3種類があります。
この歌は忘れたくないとも、忘れられないともどちらにも取れそうですが、いずれにしても、<記憶>というものが厄介なのは、忘れたつもりでいても、何かのきっかけ(この曲の場合は桜の花びらが舞い散ること)でよみがえってくるということです。
よみがえる過去の記憶。それは時に懐かしさを、時に苦々しさをもたらします。
ここで、長いこと過去の記憶に苦しめられた一人のクライアントの事例をご紹介します。
若干長くなりますので、ご関心のある方はこちらから全体の内容をご覧下さいm(_ _)m
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https://ameblo.jp/rurina37243/entry-12455297082.html