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手織りと小物の店 金木犀

リバティプリント☆新作バック

2016.05.19 04:54

イベントには、必ず新作バックをお披露目すると決めているんですが、今回の新作はなかなか手ごわかったです。

製図の段階で、ほぼ頭の中で出来上がっていた形と全く違うものになり。生地選びの段階で、どうしても使おうと思っていた生地をボツにして、出来上がったのは全く違う形と色になりました。

ではご覧ください。

メルシーオリジナルカラー 2016年春夏追加柄(The Garden of Dreams)

<Strawberry Feast>(ストロベリー・フィースト)

帆布は100色の中から選びました。

そして、やっと出会えた使ってみたいなと思えた合皮。

最初にリバティの柄が決まり、その後この柄に合わせて使いたい材料を決めていきました。

なんといっても、これから流行る?もう流行っている?(流行にあまり興味がないのでよくわからない)リボンを組み合わせました。

縛るタイプのリボンはずっと前から使ってみたかったのですけど、なかなか完成したバックとの相性で実現しませんでした。

持ち手は肩にかけられるように長めです。

最近、この形の持ち手が好きです。

前に自分が作ったバックを使っているのですけど、持ち手がこの形でとても使いやすいのです。

たっぷり入る大きさ。底はかっちりと固くはありませんが、程よい硬さの帆布で内布から補強してあります。

サイドに、鍵などが迷子にならないようにDカンを付けました。

華やかで、大人っぽくて、高級感のバックになったと思います。

このバックのお披露目は 東京錦糸町 富士山からの風「金木犀便り~2016」でお披露目となります。



では、出来上がるまでの過程をご覧ください。

厚さの違う生地を組み合わせる時は、ミシン目が奇麗に揃わないという失敗をしないように、慎重になります。リバティしプリントには厚いキルト芯を重ねましたので、柔らかくふわふわな手触りを楽しめます。


タグはオリジナルです。

今回新しく仕入れた合皮がミシンでとても縫いやすくて助かりました。

革用ミシンのお陰かも(*^^*)

表が完成。

このバックは、内袋もパーツがたくさんあるので、まだまだ完成まで程遠い。

このバックは肩にかけられるタイプなので、あまり底をかっちりさせてしまうと使いにくいと思いましたので、内布に8号の帆布で底を作りました。


内ポケット。

携帯をいられるように分割タイプ

おお、この時点で、まだまだパーツが作業台に散らばっている(^^;


全てのパーツを組み立てて、表と内袋を重ねて手ピン打ちした状態。

バックを作る時に、この画像は必ず撮ります。

ミシン縫いをする前の決心をここで付けるのです。

すごく緊張するから…。


やっと定休日に作業を進めて、予定のところまで完成しました。

さて、次はあの人気物をたっぷりと作ります。


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