お茶会って意味ありますか?
初対面の男性2人に個室にはいってもらって「15分間こちらでお待ち下さい」と言った場合、8〜9割がお互いほとんど口をきかないままに外に出ることになるようです。一方、女性に同じことをした場合には、8割以上の割合でおしゃべりがはじまって、互いの家族構成や趣味なども知りあうくらいの関係になっていたり、帰りに食事をする約束まできている場合もある、という実験結果があるそうです。
まあ、女性のおしゃべり好きを証明したっていうこともあるけれど、それより私は、「正体不明な人と15分間も個室に〈黙って〉座っているなんてこと良くできるなあ」って思いますけどね。どんな人だか、知りたくないのかしら???ってのが一番の印象ですけど。
おしゃべりって結局、自分と相手の安全を確かめるっていう、癒しの作業ですよね。
もとい、不登校生ママのためのお茶会を企画した理由について、ちょっと書いておこうと思います。
おしゃべりするのって、ぶっちゃけ楽しいですよね。少なくともわたしは大好き。だけど、息子が学校に行かなくなったら、学校のママ会にも出づらいし(けっこうがんばって出席してたこともあったんですが、あまりに辛くてやめました)、学校時代の旧友と会っても「娘が受験でね〜」とか「部活ばっかりで困っちゃうわあ」とか…;;; ママってのが集まると、話題の75%は子どものこと、あとの20%は家族の愚痴、自分の話しなんてほんのちょっとあるかないか。
子どもが学校に行かないっていうことは、ママにとっては自分の時間がほぼなくなるっていうことです。だって、ずっといるもんね、家に。たとえ一人で出かけても、ご飯食べたかしら?何して過ごしてるのかしら?…ずっと気にしているって言うのは、「自分の」時間とはいえません。
不登校生ママのお茶会として集めて、別室でお子さんには寺子屋に参加してもらって下さいといってるのだから、残念ながらここでもまだ「子どもを気にかけることのない自分の時間」を提供することはできていません。
でも、「うちの子学校行ってませんでね…」と説明する必要がない場で、フツーに学校に行ってる子のお母さんたちが知っているはずのない「フリースクール」とか「保健室登校」の実情を聞くこと、話すことができます。
できれば、ご自分自身の気持ちとか好きなこととか夢とか、そんなことも語っていただけたらとも思いますけれど。それを無理強いはしません。そんな状態じゃないこと知ってますから。
(自分の夢を語っていただけるようになるためにはデリバリーカウンセリングをご利用くださいw)
情報収集、という意味の他にもグループで話すということには心理学的な「癒し」や「気付き」をもたらす効果もあります。「うちの子は…」と話す相手に自分の姿をみるかもしれませんし、誰にも言えなかった思いを語ることでぐっと楽になることもあります。
どうぞ、ためしにお茶会にきてみてください。お菓子とお茶も待ってます。
その間、お子さんは寺子屋で勉強を楽しむはずです♪
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次回は 6月16日(水)13時ー15時 目黒にて
寺子屋とカフェは同会場別室で同時開催です → お申込み
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