常攻・藤田の真骨頂! BLACK DIVISION 第3節 2回戦A卓レポート
5/21(土)22:35よりAbemaTV「麻雀チャンネル」およびAbemaTV FRESH!「RTDマンスリーリーグ公式チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第3節 2回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
鈴木 たろう(日本プロ麻雀協会)
滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)
藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)
白鳥 翔(日本プロ麻雀連盟)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
東4局、たろうがここから4mを打って4s7sのリーチをかける。
この時点で4s7sは6枚もヤマに残っていたのだが、この4s7sがなかなか顔を出さない。
そうこうしている間に、藤田がここから6pをチーして食らいついてくる。
たろう「ふーん、藤田さんにドラトイツ以上かな?でも、先制両面テンパイのぼくの方がさすがに強そうだなあ( ̄▽ ̄)」
しかし、藤田が5mをアンカンすると、なんと新ドラが5m!!
たろう「えっ!?何それ何それ、ちょっとやめましょーよー(ToT)」
藤田、すぐに5pを手出ししてテンパイ。
たろう「ヤバイ!さすがにテンパイした!でも4s7sもヤマにいるでしょ!?引け、4s7s!!!!」
なんとこの時点でもまだ6枚も残っていた4s7sより先に、3枚残りの3p6pをたろうが掴み、藤田に12000放銃となった。
藤田の、この仕掛けと押しは見事の一言。
常に押し返せる構えをとっている藤田だからこそ、チャンスになったときにすぐ反撃に転じることができるのである。
思うに、こういった押し返しが、藤田の真骨頂だ。
すると、先制テンパイ時には当然の先制攻撃とばかりにオヤリーチをかけ、たろうのリーチ宣言牌を捕えて7700。
追ってきた滝沢をかわし、藤田が藤田らしいトップをもぎ取った。
これで藤田はトータル2位に浮上。
逆に、これで全10戦トップなしで最下位に沈んでいるのが滝沢だ。
「まだ18戦あるから焦らずにいく」と言ったスロースターター滝沢の巻き返しに期待がかかる。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)