Okinawa 沖縄 #2 Day 13 (9/5/20) 南風原町 (13) Other Districts Haebaru 南風原 他行政地区
南風原 他行政地区
- 南風原第二団地
- 兼本ハイツ
- 南風原第一団地
- 慶原
- 宮平ハイツ
- 北丘ハイツ
- 東新川
- 識名トンネル
昨日まで、南風原町の12の字を一日一字で12 日かけて巡ったのだが、南風原にはこの12 の字以外に7つの行政地区がある。この7つの行政地区は近年の人口増加に対応して造成されている。今日はこの7つの行政地区を走行ルートとする。史跡ではないので見るものは何もないので、どの様な環境なのかを見るぐらいで、メインはサイクリングになる。
南風原 他行政地区
少し分からないのは、この七つを何故、独立した行政区としたのであろうか?この7つは全て12の字のどこかに位置するので、その字でまとめて管理すれば良いはずだが...
南風原第二団地
本部にある集合団地。案内書では人口1000人となっているが、最新の人口統計では209世帯で人口499人となっている。急激に人口が減るにはおかしいので、この記載は何が集落方法が異なるのか、間違いと思う。
兼本ハイツ
ここも本部に位置する。一戸建ての住宅地が主体で、マンションもある。最新の統計では271世帯で。人口622人
南風原第一団地
ここも本部内にある集合団地。最新の統計では149世帯で、人口356人。この数字も案内書とは大きくかけ離れている。本部が人口1700人なので、この3つの団地をあわせると本部地域内の総人口は約3000人になり、この3つの団地が半分ぐらいを占めている事になる。
慶原
宮平の畑の中にポツンとある小さな住宅地。本当にここは独立した行政区なのか?
宮平ハイツ
首里の丘陵の麓の字宮平に増設された一戸建て中心の住宅団地。最新の統計では113世帯で、人口365人。
北丘ハイツ
ここも字宮平に造れた一戸建て中心の住宅団地。最新の統計では137世帯で、人口313人。
東新川
字新川の標高100mを越える丘陵地帯にある住宅団地。最新の統計では180世帯で、人口262人と案内書よりかなり多くなっている。丘陵の上には大きな新しいマンションもあり、人気が出てきているのかもしれない。
識名トンネル
南風原町の7つの団地を通り、真地大橋から27以前から通って見たかった560mの識名トンネルに向かう。
識名トンネルはいわくつきのトンネル。工事は2006年に完成。その後、2012年に、県の職員が金額を水増しをした違法な契約であった事実が判明し、国がこのトンネル工事の為の補助金の全額と利息 約5億8千万円の返還を命じ、県は一般財源から全額を返還した。この利息について住民からは損害賠償の裁判が起こされ6年越して住民側勝訴となった。「沖縄県政始まって以来の不祥事」と言われた。
今日の走行距離は33kmとまだまだ少ないのだが、団地は丘陵地区にあるものが半分以上だったので、少々疲れた。
今日の夕食は鶏肉の味噌炒めと牛乳を使った野菜スープ。まずまずの出来であった。
コロナウィルス騒動に対して感じる事
大学生がアルバイトが出来ず大学を続けられない事態になっているとの報道があった。学費が払えないという。確かに奨学金だけでは学費までカバーするのは難しいだろう。無利子の奨学金は月5万円程。自宅外に、特に首都圏に住んで通っている学生にはギリギリかも知れない。あまり報道されていないのだが、学費を免除している大学がかなり少ない。大学も今では商売となっており、休業要請で閉めているわけで、他の店舗と変わらないはずなのだが、きっかりと学費をとっている大学がほとんど。これはおかしい。サービスを提供していないのであれば、学費も取るべきでは無い。大学も経営が大変だろうが、全てのしわ寄せが学生に行っている。だいたいの大学の収入の8割が学費で経費は人件費が55%、教育研究費が35%だそうだ。教育研究費は自粛期間は不要と考えると、大学が雇用維持のためには、学費さえあれば安泰と言う単純な計算になる。学費さえ入ってくればなんの問題もない。多分大学側はこの学費をどうするのかが、話題にならない様に頭を低くして隠れている様だ。大学側が何も努力しないで、大学に払う学費の補助を国民の税金で賄うのは少しおかしい。大学としてはサービスを提供できないのであれば、その期間は学費を取るべきでは無い。その上で国が、学生にではなく、大学にどう支援するべきかを考えるべきだ。
次に学生の抱えていると言われている問題だが、もし学費を免除されれば、問題は生活費だけになる。これは学生より解雇の憂き目にあった労働者の問題の方が大きい。報道ではどれぐらいの割合の学生が経済的な問題を抱えているのかは伝えていない。想像するに本当に困っている学生は一握りだろう。後は便乗している学生が多いと思う。無利子奨学金は月5万円、かなりに低金利の有利子奨学金は月12 万円、それに今回の一時給付金が10万有れば、生活には当面問題無いはず。学費だけどうなるかだ。国立大学の場合は休学すれば学費は払わないで良い。最悪のケースは半期休学にする手もある。大学を純粋に学ぶ場所と思っているので有れば、休学すれば済む。学費は払わないで済む。アルバイトもコロナの熱りが鎮静すれば出てくる。半年ぐらいは生活するために働いて、一年卒業が遅れてもさほど問題はない。そう考えると、さして悩む社会問題化するような話でも無いのではないか? もっと過激に言えば、本当に大学は学ぶ為に良い授業を与えてくれているだろうか? 文化系などは教授の研究継続の為の形だけの授業が多い。学びたいならば大学以外の選択肢もあるだろう。ほとんどは就職の為の大学となっており、学生もそれが目的の人が多い。学生も自分にとっての大学とは何がを考えてみればいいのではないか? 就職のために大学に行っている学生に、経済的支援が必要だろうか? 本当にやる気があり、将来の日本に貢献できそうな学生には返済不要の奨学金を増やせばいいのではと思う。
これに限った事では無いが、マスコミの報道には無責任さを感じる。話題が必要だから、どんな事でも問題化してあたかもそれが全ての様に報道している。テレビ局の編集スタッフは番組作りのために材料を求め、短期間でよく調べもせず、番組を作る。それをキャスターがシナリオ通りに進め、ゲストはそれに乗った発言をする。今ではショーになっている。それを見た国民は大変だと感じる。ここにマスコミの危険を感じる。
コロナウイルスとは長く付き合わなければならなくなる。大騒動で小さな問題ばかりを気にして不安を煽る現状には疑問を持っている。政府や民間会社は出来ることを考え続ける事は必要だが、各人も自分がこの数年どう生きていくのか、どう家族を守るのかを考えるべきと思う。