いとしのゼリー。
先週、近所に住む伯母さんが採れたての筍を沢山もらったと言って、立派な筍を持ってきてくれました。筍ご飯や若竹煮、筑前煮に筍のお味噌汁など、毎日筍を使った料理を食べています。そして、今日は自宅の小さな庭で食べ頃を迎えたアスパラガスが沢山収穫されました。さっと塩茹でにしてサラダでいただきました。父は親戚の土地を借りて家庭菜園をしているのですが、スーパーなどで出回っているじゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、人参などの野菜やイチゴは、新潟ではこれからが収穫の時期だそうです。私はジャムをよく作るのですが、イチゴジャムは父のイチゴで作ると決めています。スーパーで売っているイチゴはそのままでいただきます。加工して食べる時に使うのは父のイチゴです。父のイチゴは地植えで育てており、甘味の中に酸味も感じられ、味も香りも濃いワイルドな味のイチゴです。そんなイチゴで作るジャムは市販のジャムとは違い、見た目は真っ赤なルビー色、味は素朴なのに力強さがあります。
我が家は両親が家庭菜園をしていることもあり、まちの草木だけでなく、収穫される野菜で新潟の季節を感じ取ったりしています。
先日、ジョギングをしている際、寺尾にある和菓子屋さんの前を通り過ぎました。お店の名前はにむらや菓子舗です。地元なのでお店の存在は知っていましたが、普段歩いて通らない道の為、お店に入ったことはありませんでした。今日はジョギングではなく散歩に出かけました。気になっていたにむらや菓子舗の前を通りかかり、明日は母の日ということもあり、1日早いのですが、カーネーションと一緒に和菓子を贈ろうと思い、お店の中に入りました。店内には沢山の商品が並んでいましたが、すぐに甘夏ゼリーに目がいきました。今日は暖かかったからでしょうか。それとも最近柑橘類ばかり食べていて柑橘づいているからでしょうか。とても美味しそうで、そそられたのです。母は内野にあるにむらや菓子舗本店を利用しているそうですが、甘夏ゼリーを食べるのは初めてだと喜んでいました。私もゼリーをいただいたのですが、甘夏の爽やかな香りと甘酸っぱさの中にもほのかに感じる苦味、そして滑らかな舌触りでとても美味しかったです。あっという間に平らげてしまいました。きっと毎年この時期になると「甘夏ゼリーの季節だね」と言って買いに走っていることでしょう。
ちなみに甘夏ゼリーと一緒にいただいたのはISANAで購入した月ケ瀬健康茶園の「有機ほうじ番茶」。ほうじ番茶を入れた器はヒメミズキ、紙盆はスズキ家の茶ノ間で購入したものです。楽しいお茶の時間となりました。
※ISANA、ヒメミズキ 、スズキ家の茶ノ間はcontentsのMINGEIで紹介しています。