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東日本ボクシング協会

袴田事件について

2020.05.09 19:23

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「Boxer もう一つの闘い」


「Free!HAKAMADA 袴田巌さん支援メッセージ」VTR


【袴田事件・緊急アクション】再審開始を阻む検察は“タオルを投げろ”!




1980.11.19 最高裁上告棄却。死刑確定。「無実のプロボクサー袴田巌を救う会」(後に「無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会」に改称)発足(代表、高杉晋吾)ボクシング関係者らが参加。
1991.3.11 全日本ボクシング協会・原田政彦会長が後楽園ホールリング上で再審支援アピール
1992.10 全日本ボクシング協会・袴田巌再審支援委員会発足(笹崎吉弘委員長)
1992.11.30 全日本ボクシング協会主催・袴田巌チャリティボクシング開催(後楽園ホール)
2006.3 ブログ「袴田巌支援報告」配信開始
2006.5.9 東日本ボクシング協会・袴田巌再審支援委員会発足(輪島功一委員長・新田渉世実行委員長)
2006.6.19 輪島功一委員長(東日本協会長)が後楽園ホールリング上で支援アピール
2006.9.12 輪島功一委員長と姉・袴田秀子さんが後楽園ホールリング上で支援アピール
2006.11.20 元世界王者5名が最高裁へ要請書提出とビラ配り
2006.12.13 元世界王者4名が後楽園ホールリング上で支援アピール
2006.12.20 東日本ボクシング協会主催「袴田事件勉強会」開催(講師:秋山賢三弁護士)
2007.2.26 テレビ朝日「報道ステーション」で熊本典道元裁判官のインタビューを放映
2007.3.9 衆議院第1議員会館で勉強会開催。熊本典道元裁判官が出席。
2007.4 東日本ボクシング協会・大橋秀行会長が「袴田巌再審支援委員会」委員長に就任
2007.5.8 元世界王者6名を含むボクシング関係者12名が最高裁へ要請書提出
2007.6 日本プロボクシング協会「袴田巌支援委員会」発足 (大橋秀行委員長・新田渉世実行委員長)
2007.6.6 新田渉世実行委員長がボクシング関係者として27年ぶりに面会実現
2007.8.17 大橋秀行委員長と姉・袴田秀子さんが後楽園ホールリング上で支援アピール
2007.9.24 「中日本・西日本新人王対抗戦」(名古屋市公会堂)リング上で支援アピール
2007.9.27 現・元世界王者10名が後楽園ホールで袴田巌支援Tシャツお披露目イベント
2007.10.31 日本プロボクシング協会・原田政彦会長が後楽園ホールリング上で支援アピール
2007.11.27 JBC安河内事務局長、元世界王者6名らがチャリティイベントの記者会見
2008.1.24 日本プロボクシング協会主催・袴田巌チャリティボクシング開催(後楽園ホール)
2008.3.27 最高裁の特別抗告棄却を受け、日本プロボクシング協会が声明文を発表
2008.5.2 東日本ボクシング協会合同集会開催
2008.7.2 洞爺湖サミット参加G8首脳へ嘆願書提出の記者会見
2008.9 袴田巌支援報告メールマガジン発行開始
2008.11.7 マナベジム真部豊会長らと森英介法務大臣に要請書提出
2009.2.27 法務省へ「死刑執行停止と病院移送」要請の署名提出
2009.3.24 新田渉世実行委員長が協会支援活動について記述した「一拳一会」(エベイユ)発刊。
2009.5.17 フジテレビ「ザ・スクープ」で特集放送
2009.5 メールマガジン「袴田巌支援報告」発行開始
2009.5.26 熊本典道元裁判官が後楽園ホールリング上で支援アピール
2009.7.28 足利事件の菅家利和氏が後楽園ホールリングで支援アピール
2009.11.27 千葉景子法務大臣へ「死刑執行停止と病院移送」要請の署名約8万通提出
2010.4 日本プロボクシング協会「袴田巌支援委員会」新田渉世委員長就任。
2010.4.22 袴田巌救援議員連盟発足(会長・牧野聖修、事務局長・鈴木宗男)
2010.9 「袴田巌は無実だ」(花伝社)を協会員へ配布
2011.12.23 DNA鑑定結果を受け、日本プロボクシング協会緊急声明を発表
2012.4.9 輪島功一会長他4名が、ボクシング関係者として初めて静岡地裁・地検に要請書提出
2012.4.14 後楽園ホール展示会場にて、鳥越俊太郎講師による「特別セミナー」を開催
2012.12.8 アムネスティ主催の袴田秀子さんスピーキングツアーin横浜に対談形式で参加
2013.5.19 「ボクシングの日」ファン感謝イベントで支援アピール
2013.8.6 出所後の試合観戦用にリングサイドの「袴田シート」2席を姉・秀子さんに贈呈
2013.11.3 タイのバンコクでWBC総会に参加し、支援アピールと署名活動
2013.11.5 同・WBC総会で、マウリシオ・スライマン副会長が正式に支援表明
2013.12.2 静岡地裁への最終意見書提出の際、弁護団へ協会作成の支援ピンバッチを贈呈
2014.1.14 WBC現役王者・八重樫東らと静岡地裁、地検へ署名提出。(WBC関係、韓国ボクシング関係、日本プロボクシング協会関係1,855筆、支援者合計73,961筆)
2014.2.18 チャーターバスで、元世界王者・佐藤修氏、元東洋(太平洋)王者、元日本王者、リングアナウンサー他、ボクシング関係者30名で静岡地裁へ再審要請
2014.3.11 後楽園ホール開催トクホン真闘ジム興行リング上より支援アピール
2014.3.27 静岡地裁が再審開始を認め、死刑執行と拘置を停止し袴田さん釈放を認めた。
2014.4.6大田区総合体育館で開催された世界戦リング上にて、WBC会長より姉・秀子さんへ名誉チャンピオンベルト贈呈
2014.5.19 「ボクシングの日」ファン感謝イベントのリング上で、大橋秀行協会長から袴田巌さんにWBC名誉チャンピオンベルト贈呈
2014.9.1 浜松市内の病院を訪問し入院中の袴田さんに記念パネルを贈呈
2014.9.23 前WBC世界フライ級王者(当時)の八重樫東が、「袴田事件は終わっていない!9.23再審無罪を勝ち取る全国集会」で支援アピール
2014.10.8 現役王者の内山高志と井上尚弥、元世界王者の輪島功一会長が、東京高等検察庁に即時抗告取り下げ要請
2014.12.25 元世界王者の輪島功一会長と日本プロボクシング協会袴田巌支援員会が東京高裁に再審開始要請
2015.1.8 マウリシオ・スライマンWBC会長が「袴田巌氏を引き続き全面サポートする」との声明文を発表
2015.1.30 元世界王者の輪島功一会長と日本プロボクシング協会袴田巌支援員会が袴田巌さんのドキュメンタリー映画「袴田巌」の製作発表記者会見に参加
2015.3.5 袴田さんが後楽園ホール「袴田巌シート」で釈放後初めてボクシングを観戦
2015.3.28 NHKサタデースポーツでボクシング界の支援活動について約7分間の特集を放送
2015.9.3 支援委員会、前・現世界王者(当時)の八重樫東、田口良一らが、東京高裁へ早期再審開始を要請
2015.9.30 支援委員会メンバーらが袴田巌さんの浜松の自宅を訪問。袴田さんと2時間半の散歩に同行
2015.11.30 袴田巌さんのドキュメンタリー映画を作成した金聖雄監督と共に後楽園ホールリング上より早期再審開始への支援アピールを実施
2016.2.13 支援委員会、ボクシング関係者らが、東京都千代田区のYMCAアジア青少年センターで開催された「袴田巌さんの再審無罪を求める全国集会」に参加
2016.12.26 支援委員会委員長の新田渉世が元世界王者の飯田覚士氏と共に、日弁連人権擁護委員会勉強会で、ボクシング界による袴田巌さんの支援活動について講演
2017.6.30 新旧のチャンピオンやボクシング関係者、さらに世界ボクシング評議会(WBC)の役員、将棋棋士らによる「袴田巌さんへのメッセージビデオ」を作成しYou Tubeで公開
2017.9.26 元世界ミドル級王者の竹原慎二氏らと共に楽町マリオン前にて街頭アピール
2017.9.27 支援委員らが東京高裁、高検への直接要請
2017.9.22 袴田巌さんのドキュメンタリー映画を作成した金聖雄監督と共に後楽園ホールリング上より早期再審開始への支援アピールを実施
2018.1.22 新旧世界王者を含むJBCライセンス保持経験者約60名が集結し「1.22“The最終ラウンド”支援アピール」と銘打ち、東京高裁に対し検察の即時抗告を棄却するよう求める要請書を提出
2018.2.24 渡辺均日本プロボクシング協会会長が東京都千代田区のYMCAアジア青少年センターで開催された全国集会で支援アピール(袴田巌さんも参加)
2018.4.1 インターネット署名キャンペーン「検察はタオルを投げろ!」を開始し、元世界王者らと渡辺均日本プロボクシング協会会長、井岡弘樹西日本ボクシング協会会長らによるPR映像を公開
2019.1.23 袴田巌支援委員会は、袴田事件を漫画で分かりやすく伝える企画を発表。袴田さんと同じ、清水出身の元プロボクサーの漫画家・森重水が執筆する事で話題を集め、朝日新聞夕刊(全国版)に掲載。
2019.2.16 袴田事件を描いた漫画「スプリットデシジョン」のネット連載がスタート。
2019.6.28 袴田巌さんが川崎新田ジム訪問、地域紙の「タウンニュース」で紹介 釈放後、初めてのジム訪問。
2020.7.31 袴田事件の漫画「スプリット・デシジョン」音声入りバージョンを支援員会メンバーで収録し公開。姉・秀子さん自身の声も収録。
20208.19 最高裁へ袴田巌さんの早期再審開始を要請。
2020.12.24最高裁が東京高裁に対し、再審を認めない決定を取り消して再度審理するよう命じる差し戻しを行う。
2021.6.22 袴田巌さんの早期再審開始を求める街頭アピールと東京高裁、東京高検への要請。



【声明】袴田事件裁判の早期終結を求める

 日本プロボクシング協会は、元プロボクサーの袴田巌さんの再審開始が決定したいわゆる袴田事件で、静岡地検が再審公判で有罪立証をするとの方針を示したことを大変残念に感じています。検察におかれましては有罪立証をせず、一刻も早く裁判を終わらせるよう要請いたします。

 1966年に起きた強盗殺人事件の犯人として逮捕された袴田さんは死刑判決を受けながら、半世紀以上にわたり無実を訴え続けてきました。ボクシング界も袴田さんの無実を信じ、支援活動を続けてきました。2023年3月13日、東京高裁が再審開始を認める決定を下したことは、袴田さんのみならず、ボクシング界にとっても大きな喜びでした。

 東京高裁の決定は、長期にわたる厳正な審理の末にたどりついた最終的なジャッジであると私たちは理解しています。にもかかわらず、検察が再審公判でも袴田さんが犯人であると立証し、結果として裁判をさらに長引かせるという行為は理解しがたく、人道的な見地からも許されるものではない、と私たちは考えます。

 これまでも繰り返し訴えてきたことですが、袴田さんは87歳、そばで支え続けた姉の秀子さんは90歳と高齢であり、裁判の早期終結が求められています。私たちは1日も早く袴田さんに無罪判決が言い渡され、損なわれ続けた名誉が回復されることを心より願っています。


2023年7月20日

日本プロボクシング協会

協会長・小林昭司




Statement

Tokyo High Court has rendered the decision today, June 11, that reject the commencement ofthe retrial of the innocent death row inmate, Mr.Iwao Hakamada, overturning the decision made by Shizuoka District Court. The Japan Pro Boxing Association, who has for many years supported Mr.Hakamada, a former professional boxer, is shocked and deeply angered by this decision.

The Shizuoka District Court expressed in their decision for the commencement of the retrial that "prolonging [Mr.Hakamada's] imprisonment any longer is a situation of unbearableinjustice". It is hard to believe that the prosecution has displayed any evidence convincing enough to overturn such a decision.

This is an obvious misjudgement, and cannot be expressed in any other way but an unjust decision.

Mr.Hakamada has spent about 50 years of his life as a death row inmate, and is already at the old age of 82 years old. It is our hope that Mr.Hakamada is able to wear the belt of "Innocence" while he is alive.

We at Japan Pro Boxing Association sincerely wish that a just decision shall be made by the Supreme Court at the special appeal hearing, promptly commencing the retrial for Mr.Hakamada. Also, we pledge to continue to support Mr.Hakamada ever more strongly.

2018 June 11

Japan Pro Boxing Association Hakamada Iwao Supporting Committee



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