成果を上げる能力
今日も「実践するドラッカー【思考編】」(ダイヤモンド社) より。
この本は、ドラッカーの著書の名言集みたいなもので、見開きにテーマが書いてあり、ドラッカーの言葉を引用して、それについて著者がコメントしている形式であるので、読みやすいです。しかも、いろいろと考えさせられますので、ここからの話が多くなりそうです。
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P12
ドラッカー教授は、知識を成果に結び付ける行動を「成果をあげる能力」と呼び、『経営者の条件』で5つあげています。
①時間を管理すること
②貢献に焦点を合わせること
③強みを生かすこと
④重要なことに集中すること
⑤成果をあげる意思決定すること
P16
ドラッカー教授は、「成果をあげる能力」は習得できるといいます。(中略)社会に出てから、仕事を通して身につけていくしかないのです。
(中略)
問題は「行動」です。多くの挫折がここで生まれます。
(中略)
行動だけを変えることは不可能です。まずは思考を変え、納得したうえで、行動を変える。そのサイクルを繰り返すうちに、頭で考えなくても無意識に行動できるようになります。それが「習慣化」された状態なのです。
「成果をあげる能力」とは、いくつかの能力が集まった総合的な力です。一つひとつ習慣を増やしていけば、いつしか必ず大きな成果に結びつきます。
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「成果をあげる能力」を習得できると、本当に良いですよね。
私もまだまだ足りないと思います。
そのためには、やはり「行動」が必要になります。
上記にあるように、「行動」を変えることはなかなか難しく、そのためには「思考」を変える必要があります。
これは、心理療法のひとつでもある「認知行動療法」的な考え方と同じです。
今後、ブログでも取り上げていきたいと考えております。