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オンライン学習(遠隔教育)は福岡市が圧倒的コンテンツ量

2020.05.11 06:45

【教育報道】 令和二年五月三十一日までの「緊急事態宣言」の延長により、各地方公共団体(自治体)がオンライン学習に舵を切っている。報道現在で東京都(知事:小池百合子)・大阪府(知事:吉村洋文)・千葉市(市長:熊谷俊人)・福岡市(市長:高島宗一郎)・の四都市におけるオンライン学習の環境を調べた。



東京都の主力は「東京ベーシック・ドリル」。小一から中一まで。


大阪府の主力は「動画」。小学校低学年から高校まで。大阪市(市長:松井一郎)もYTで授業を一部、配信しているが限定公開。


千葉市の主力は「ドリルパーク(ミライシード)/ベネッセ」。小一から中三まで。

福岡市の主力は「福岡TSUNAGARUクラウド(動画)」。小一から高校まで。


高島市長(甲寅、写真)は「考えたくもないですが、仮にこれから一年間ずっと学校を再開出来なかったらどうなるのか。そんな可能性も絶対にないとは言えないことを考えても、オンライン授業導入は必須です。」と三月から配信を始め、二百五十以上の動画数となっている。


記事「遠隔教育(オンライン教育)で日本は世界最下位、二十三区も実施にほど遠く」でも伝えたが、国内でのオンライン授業の重要性は高まる。実施主体は国というよりも、各自治体(首長)の方針によるだろう。これからは自治体が整えるオンライン授業の質の差が、学力差と成りえる。


撮影:岡本早百合

画像:東京都、大阪府教育センター/YouTube、ベネッセコーポレーション、福岡市教育委員会