【正々堂々】「正正の旗、堂堂の陣」、旗の列が整い、 士気の盛んな軍隊のこと。
2016.05.19 23:53
名将、上杉謙信。
正々堂々として好きだ。
「正々堂々」とは、孫武「孫子」軍争篇の言葉。
公正で偽りなく、真正面から事を行なうこと。
正しく整っていて勢いの盛んなさま。
正々は正しく整っている様で、
堂々は威厳があって立派な様を意味する。
出典は孫子の軍争篇。
本来は「正正の旗、堂堂の陣」で「旗の列が整い、
士気の盛んな軍隊」を意味する言葉。
孫子は正正の旗の敵を迎えること無く、
堂堂の陣の敵を撃つこと無きを変を治める者であると説いた。
「正正の旗、堂堂の陣」
最近は、姑息な輩、せこい輩ばかりだ。
日ごろは、誠実そうに振舞って、
人を闇討ちのようにして、陥れる輩。
いずれ、自分も同じ目にあうだろう。
我は兵をもって戦いを決せん。
塩をもって敵を屈せしむることをせじ。
「敵に塩を送る」
遠江の今川と相模の北条の両氏から武田信玄が、
経済封鎖をされ塩不足で困窮していたとき、
長年敵対関係にあった上杉謙信が武田信玄に
塩を送って助けたという話に基づく。
姑息、卑怯、せこい
こんなことしてませんか?
末代までの恥になる。
運は天にあり。
鎧は胸にあり。
手柄は足にあり。
何時も敵を掌にして合戦すべし。
疵(きず)つくことなし。
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
男の戦は、こうありたい。
あなたの世評は、
「せこい男」
じゃないですか?