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「宇田川源流」<現代陰謀説> アメリカで暗躍する中国共産党の学術スパイは何を狙っているのか

2020.05.14 22:00

「宇田川源流」<現代陰謀説> アメリカで暗躍する中国共産党の学術スパイは何を狙っているのか

 スパイというのは混乱期に最もよく動くことになる。スパイや工作員を「混乱を起こすことが目的である」と勘違いしている人が少なくないが、実際には、彼らの役目の多くは「情報を得ること」であり、混乱を起こすことは二の次である。まあ、暗殺などの使命を帯びている場合は別であるが、できれば混乱は起こさない方がよい。一方で厳重に物事を隠してしまっている相手から物を盗むためには混乱をさせる以外にはないのである。その場合は、逆に大きな混乱を起こさせ、そのどさくさで火事場泥棒的に情報や本音をとるということになるのである。

例えばである。まあ、これは毎週日曜日の「日曜小説」のネタバレになるかもしれないが、厳重に何かを隠している場合、火事であることを錯覚させるということになる。窓から炎を見せ、そのうえで、何か効果音(消防車の音など)を出したうえで「火事だ」を大声で騒ぐ。対象の家に対して「早く非難してください」といえば、基本的に大事なもののある場所がわかる。というのも、人間の心理というのは、家事など、緊急事態には最も大事なもので、なおかつ後になって再生が不可能なものを持って出ることになる。ドラマなどの火事のシーンで「子供が」というようなことをいうのは、まさに再生不可能な「命」でありなおかつ大事なものであり、火事に乗じて殺そうとしている人は、死んでいることを確認してそのような演技をする場合はあっても助からないような状況出なければそのようなことは言わない。これと同じで宝は当然に、「火事だ」というときには、よほどの無理ではない限り、それを持って出ることになり、当然に、その宝の隠し場所や、その存在を確認することができるということになる。当然にそのようにして持ち出されたものを、盗むということになる。

まさに「火事場泥棒」とは混乱に乗じて行うということであり、同時に、火事場というのは、まさにそのような人間の秘密が最も現れる場所なのである。

米議員ら、中国共産党の学術スパイ活動を調査 「これ以上の危害を許さぬ」

 米共和党の下院議員らは5月4日、中国共産党がアメリカで展開する学術スパイ活動を調査すると発表し、教育省に関連する情報を要求した。

 FOXニュース同日の報道によると、下院教育労働委員会と労働委員会、監督・政府改革委員会、軍事委員会、国土安全保障省、科学・宇宙・技術委員会、情報委員会、外務委員会のリーダーがベッツィ・デボス教育長官に共同書簡を送った。

 書簡は、「中国共産党政権がアメリカの大学への投資を利用して、大学キャンパスをアメリカの学生に影響を与える場所に変えようとしていることを懸念している」と述べた。

 米スタンフォード大学フーバー研究所の2018年の報告書によると、アメリカの大学には約110の孔子学院があり、中等教育には500以上の孔子課堂(孔子クラス)があるとされている。 議員らは書簡の中で、「これらの教育機関は表向きでは中国の言語や文化を教えているが、報告書は、これらの機関が中国共産主義のプロパガンダを推進するための道具としてアメリカの大学を利用しており、学問の自由に危険を及ぼしていると大学の教員や他の監督機関が警告していることを、指摘している」と述べている。

 議員らは書簡の中で、教育省は「連邦納税者の資金を受けている大学が、中国や中国共産党、またはその関連組織から資金を受け取っているかどうか」を調査しなければならないとし、1965年の高等教育法に基づき、高等教育機関は「海外からの寄付品を開示すること」を求められていると指摘している。

 議員らはまた、教育省が「外国からの資金を受け取ったかどうか、あるいは開示されているかどうか、多くの大学について調査を開始した」と認識し、デボス長官に対し、2018年1月1日から現在までの、外国からの大学や教授への贈与について、調査に関連するすべての情報を提供するよう要請した。

 また、教育省に対し、事前調査結果を含む調査の進捗状況などすべての公開情報または機密情報、およびこれらに関連するすべての原本文書および情報の提供を求めた。

 下院監視委員会のジム・ジョーダン副委員長は別の声明で、アメリカは「危険な共産主義体制が高等教育機関を買収すること」を許してはならないと述べた。

「新型コロナウイルス(中共ウイルス)発生初期の中共の隠ぺい工作は、米国と世界に計り知れない影響を与えた 」とジョーダン氏は述べ、「アメリカの国民のために、私たちは中国(中国共産党)に責任を問うとともに、中国がこれ以上わが国に害を及ぼすことを防ぐべきだ 」と強い警戒感を示した。

(大紀元日本語ウェブ編集部)

2020年05月08日 16時19分 大紀元時報

https://news.nifty.com/article/world/china/12241-654907/

 今回のコロナウイルスは、まさに「火事」ではないものの「緊急事態」であることには変わりがない。アメリカの場合、失業者も死者も多く、かなりの混乱が叫ばれている状態である。その状況において、なお、中国共産党の学術スパイが横行しているということなのである。

米共和党の下院議員らは5月4日、中国共産党がアメリカで展開する学術スパイ活動を調査すると発表し、教育省に関連する情報を要求した。<上記より抜粋>

まさに、これは今までにもあったことであり、孔子学院などのビザを出さなくしたり、あるいはアメリカが中国との対立の中で、学生ビザなどをおりにくくしているということは間違いがないのである。しかし、今までおろしていた学術ビザに関してはこれまで通りに使用できるわけではあり、何らかの理由がないと学術ビザを取り上げることはできないのである。

そのビザを利用し、当然にスパイ活動を行うということになる。

さてではなぜ5月4日、つまり、コロナウイルスの中でこのようなことを行ったのであろうか。

多くの人は、「コロナウイルスから徐々に経済が再開するから」という理由を言うであろう。しかし、実際はそうではない。もっとも混乱しエチルのが今だからである。失業者が多くなったということは、「その日の生活の金で犯罪(情報のスパイや窃盗)を請け負う人が多い」ということであり、情報を盗む側に有利な状況である。もっと単純に言えば、まさに「火事場」であり、情報を守るということよりも重要な価値観が生まれてくる状況にあるのである。その状況の中において、学術員が「中国から豊富な資金を得て生活ん心配がない状況で」情報を盗むということ位なる。

教育省は「連邦納税者の資金を受けている大学が、中国や中国共産党、またはその関連組織から資金を受け取っているかどうか」を調査しなければならないとし、1965年の高等教育法に基づき、高等教育機関は「海外からの寄付品を開示すること」を求められていると指摘している。<上記より抜粋>

まさに当然のことで「国家の教育機関の設備(当然に国家の予算によって整備された)を使って、だれの指示で研究をしているのか」ということは非常に大きな問題である。まさに、政治家の外国人からの献金が禁止されているのと同じで、研究や学問の施設ん関しても全く同じ状況になるのは至極当然のことであろう。

アメリカは「危険な共産主義体制が高等教育機関を買収すること」を許してはならない<上記より抜粋>

まさにこのことが言われなければならないほど、中国の魔の手が深く入り込んでいるし、民主党オバマ政権時にそれを受け入れたという歴史を物語っているのである。