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「GeoValue」~環境と安全・安心から土地の価値を~ECO SEED

【GeoValueセレクション】土壌汚染表層サンプリング等に期待されるポータブルドリル「アルファ2」~セロリ社

2020.05.11 01:56

◆「アルファ」の改良版◆

◆電動ハンマによる強力な打撃・作業に必要な最小スペースは1m四方◆

電動ハンマで土壌汚染調査の表層土壌サンプリング作業効率向上に期待――。セロリ(神奈川県厚木市妻田西1-2-3、遠藤哲哉社長)が開発したポータブルドリル「アルファ2」が、このほど初出荷されました。(写真はセロリ提供)

◆ライトバンで搬送可能◆

「アルファ2」は、同社が創業時から製造・販売してきたポータブルドリル「アルファ」の改良版で、表層土壌サンプリングから簡易な打ち込み井戸掘削まで可能なポータブルドリル。全長は695㎜、全高は運搬時1750㎜、掘削時2130㎜、全幅695㎜とコンパクトな仕様で、ライトバンで運搬でき、2名の作業員で作業できる点が特徴になっています。


AC100v×2.2kvAの発電機で作業が可能で、電動ハンマによる強力な打撃・打ち上げ機構(バックハンマ)が標準装備。打撃力は最大70J、打撃数は最大1,000bpm、引上力最大約6,000N、ストロークは1,300㎜となっており、強い打撃力で路盤砕石層を突破できる点も目を引きます。


作業に必要な最小スペースは1m四方程度。コンパクトなボディーで大型機の入らない狭雑な調査地点での土壌調査に最適なサイズになっています。


なお、掘削深度が深い時は、別売りの「水圧ジャッキ」で作業効率を大幅に向上させることも可能となっています。


同社ではカスタマイズに関する相談にも応じており、初出荷された製品も顧客の希望等を踏まえて製作された「アルファ2」が出荷されています。


大規模案件がひと段落しつつあり、今後、中小事業場案件への対応が増える土壌環境市場の見込みの中、狭小地で効率的に表層土壌サンプリングできる「アルファ2」が活躍する場面が増えそうです。


「アルファ2」の概要は同社ホームページ以下アドレスを参照ください。

https://www.celery.co.jp/seihin/seihin-alpha.html 


※この記事はECO SEEDが配信している電子媒体「Geo Value」Vol.98(2020年4月27日付)で掲載した記事を転載したものです。

※紹介した「アルファ2」記事について当サイトお問い合わせフォームからお問い合わせいただいてもかまいません。