Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

源氏襖

2012.02.03 04:31

2間続きの奥の和室の襖に源氏襖をご提案させて頂きました。

襖や障子といった木製建具を用いる際には、基本的に、光を取り入れたい処には障子を用い、それ以外の処に襖を用いています。

しかし、通常の襖は光を完全に遮断してしまうため、部分的に光を取り入れたい場合には、襖の一部に障子的な要素を組み込ませた『源氏襖』を用います。

この作品では、新鳥ノ子新沙(しんとりのこしんしゃ)紙を用いています。今回は、2間続きの奥の部屋が締め切ってしまうと、ほとんど明かりが入らないということで、源氏襖をご提案致しました。

源氏襖には、明かりを取り込むと言う機能の他、防犯上も役立つ場合があります。奥の部屋は、一番大事な部屋として、仏間になっていることも多く、源氏襖にすることにより、大切な部屋への人の出入りを確認することができます。

当店では、新調や張替にあたり、お客様のご要望をお伺いした上で、最適なご提案をさせて頂いております。お気軽にお問い合せ下さいませ。