【事例あり】採用活動にインスタは有効です!
人材不足が深刻な今、応募者の獲得に悩む中小企業の採用担当者さんも多いのではないでしょうか。
「従来の方法では採用がうまくいかない」
「もっと多様な経路から応募を集めて増やしたい」
といった悩みを抱える採用担当者のみなさんに、今回はインスタ(Instagram)を企業の採用に活用した事例10選をご紹介します!
活用のメリットや注意点も合わせて紹介していますので、ぜひ採用成功のヒントとして参考にご覧ください。
インスタと企業採用の相性とは?
FacebookやTwitterなど各種SNSを企の採用活動に活用することは、数年前に比べて一般的になりつつあります。
その中でインスタ(Instagram)は、他SNSに比べて採用への活用事例が少ない印象を受けます。
インスタの特徴を改めて踏まえた上で、どんな運用をすれば採用成功に繋がるのかを見ていきましょう。
写真・画像が前提のインスタ
インスタ最大の特徴は、何と言っても「写真(画像)」と「動画」がメインのSNSであること。
何かしらの写真や動画の素材を投稿することが前提となっており、アカウントのプロフィール文やコメント欄を除いて文章だけを投稿するということはありません。
そのため美容業界やブライダル業界など、サービスそのものがビジュアライズな、インスタと親和性の高い企業が採用に活用する事例が多いようです。
また、機能面では、タイムラインの投稿とは別に、24時間限定で閲覧できるストーリーという機能があるのが特徴的です(この機能は現在Facebookにも実装されています)。
採用に使えるポイント
インスタの月間ユニークユーザーは、2019年にはFacebookを抜き、3300万人に達しています(※出展:ガイアックスhttps://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/)広まり始めた当初、若い女性や10代の若者が多いイメージがあったかもしれませんが、現在までに幅広い層へ利用が広がっており、新卒採用だけでなく中途採用に活用する企業も増えつつあります。
他のSNSと同様に、採用ホームページを作り込む手間なく、プラットフォーム上で手軽に情報を発信できる利便性は大きなメリットです。
また、コメント欄やDMで候補者とカジュアルに双方向のコミュニケーションがとれることも魅力です。
またインスタでは、オシャレなオフィスでの仕事風景、楽しそうな社内イベント風景など、「目」に訴えかけるコンテンツを通じて社内の文化や雰囲気を伝えることができます。
文面や数回の面接だけでは伝えきれない、会社の様子を知ってもらうことで、入社後のミスマッチを減らすことにも繋がります。
採用に使う際に注意すること
企業がインスタを採用に活用する最大のハードルもまた、「写真(画像)」と「動画」がメインであること。
特にオフィスワークが中心となるビジネスの企業にとって、自社の仕事の面白さをビジュアルで表現するのは難しいことです。
単なるホームページとは違いSNSなので、継続的にホットなトピックを投稿していくことを考えると、いわゆる”ネタ切れ”になりやすいツールでもあります。
インスタ採用の事例をパターンごとに10選紹介!
インスタを採用に活用している企業は、ビジュアルでどんな工夫をしているのでしょうか?4つのパターンに分けて全部で10個の事例をご紹介させていただきます。
インスタ採用事例①:第一印象にこだわりを!
会社のインスタページを訪れたときの顔となるアカウントのページ。その世界観やデザイン性に工夫をしている事例です。
HRforce
1つ1つの投稿がタイルのように繋がるビジュアルで、インスタの画面を採用ホームページのような見せ方にしています。
プロフィールのリンクはポジションごとの募集要項に直接飛ぶようになっており、エントリーまでの導線が最短で設計されていますね。
株式会社澤村
プロフィール画像やストーリーのサムネイル、各投稿のテロップなども、すべてコーポレートカラーで統一されています。
デザインの完成度もそうですし、情報の種類も一目で分かりやすくまとまっています。
また、タイムラインで流れていく投稿とは別に、「事業内容」や「問い合わせ」といった固定の情報を、ストーリーのアーカイブでまとめているのも特徴的です。
インスタ採用事例②:ただの写真だけじゃない!インスタならではの工夫
写真をただ載せるのではなく、イラストなどの画像を交えたり、デザイン性のあるテロップを活用したり、また宣材動画などを織り交ぜて見た目にバラエティーを持たせている事例です。
インビジョン
企業としてはめずらしい、イラストで統一されたアカウントです。実はインスタ内では写真だけでなく、こうした可愛らしいイラストや漫画も人気なジャンル。
採用情報を前面に打ち出してはいませんが、会社の雰囲気や社員のキャラクターなどがコミカルに紹介されています。フォロワーが2000人を超えていることからも、会社の認知拡大には確実に貢献しているのではないでしょうか。
サイバーエージェント
1枚絵の写真はもちろん、複数枚の写真を組み合わせたり、文字だけの画像を交えたりと変化をつけています。
また、フォントやサイズを揃えたテロップの部分だけを統一することで、色々な内容の投稿を一目で分かりやすくする工夫がされていますね。
大広
こちらも、写真+テロップと、複数回に渡る説明会はポップなテキストのデザインで統一するなど工夫されています。
採用ホームページだけでなくTwitterやYoutubeなどにも導線を設けており、クロスメディアの取り組みをしていることも特徴的です。
夢テクノロジー
こちらも、テロップで投稿写真に統一感を出しています。業務外の社員交流の写真や、地方拠点の紹介ではご当地の食べ物をアイキャッチにするなど、社員の顔写真だけではなく見せ方に変化を作る工夫がされています。ストーリーのデザインも統一感があり分かりやすいです。
インスタ採用事例③:フリップのバトンでインスタ運用
何か1つのテーマを決めて、フリップを持った社員の写真を投稿していく事例です。
このようにシリーズ化された投稿によって、候補者はより多くの角度から会社の理解を深めることができます。また、インタビューに比べて運用側の手間も軽くなるメリットがあります。
パーソルテクノロジー
「×=なりたい自分」というテーマで、社員1人1人にフォーカスした投稿を集めています。
DYM
こちらは手書きで、会社のいいところを掲げている投稿を集めています。
インスタ採用事例④:to Cサービスのインスタ採用術
toC(個人向け)に一定の知名度がある企業では、商品やサービス、メディアなどの商材のユーザーに向けて採用情報を発信する媒体としてインスタを活用する事例もあります。
SnowPeak
アウトドア用品のメーカー・ブランドとして有名なSnowPeak。説明会のお知らせも、ブランドイメージを連想させるオシャレなビジュアルにしていますね。
自社の商品のマーケティングを目的とした公式アカウントとの相乗効果もありそうです。
東京カレンダー
東京のグルメ、ライフスタイル情報などを紹介する月刊誌・Webメディア『東京カレンダー』のアカウント。
通常のグルメや月刊誌発行の投稿の中に、採用募集の発信が織り交ぜられています。フォロワー数の多さからも、かなりの影響力がありそうです。
ユニークな採用方法を取り入れて、採用活動を成功に導こう!
今回は、インスタの採用活用事例をご紹介しました。インスタならではの特性を理解して新たな母集団形成に活かして、採用成功につなげていきましょう!
とはいえ、採用業務の経験が浅い担当者の方は、何から手を付ければいいのかわからないのではないでしょうか。
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