進路学習の時間
でぃありす上尾では、2年生の2学期頃から進路学習をスタートします。
昨日は3年生のグループレッスンで、進級後久しぶりの進路学習を行いました。
この日のテーマは「WEB説明会に参加しよう」
新型コロナウィルスの流行により、ほとんどの学校で対面による学校説明会や個別相談会が延期になる中、多くの高等学校や通信制サポート校が現在「WEB学校説明会」や「WEB相談会」を企画しています。
zoomアプリを利用して説明会や相談会を企画している学校さんがほとんどのようですので、ご興味のある方は、まずはぜひzoomアプリのダウンロードから始めてみてください。
zoomはスマートホンでも利用できますので、中学生のみなさんでも簡単に設定が行えます。
さて、昨日はクラーク国際記念高等学校さいたまキャンパス様のコンテンツを使用させて頂き、生徒さんたちに紹介しました。
zoomアプリの概要説明をしたのち、クラーク国際記念高等学校様のHPにアクセス。
https://www.clark.ed.jp/kanto/saitama/
クラークさいたまキャンパスさんでは、zoomアプリを使ったweb説明会の他、説明会の内容や在校生のインタビューが収録されたyoutubeもアップしていますので、こちらを生徒さんと一緒に視聴しました。
生徒さんも、熱心に聞き入っている様子でした。
今回のガイダンスをきっかけにして、今度は自分自身が興味をもっている学校に自らアクセスし、自立的に情報収集ができるようになってもらえたらと思います。
中学3年生に進路指導をする際、私が一貫して伝え続けていることがあります。
「最後は自分で決めなさい」ということです。
いろんな大人の知恵を借りながらも、ちゃんと自分の頭で悩んで、最後は自分の意思で選択して、親に「この学校に行きたいです。お願いします。」と頭を下げなさいと。
「ご両親任せにしない。自分の人生のことなんだから、ちゃんと自分で動きなさい」と。
よく保護者の方から「自分の子をどこに行かせたらいいかわからない」とご相談を頂きます。
お気持ち、本当によくわかります。
ただ一つ言えるのは、「最後に自分で決めた子は強い」ということです。
すごく雑な言い方をすると、どこにいっても結局悩みは出てくるし、大変な思いもするものです。
特に10代ってそういうものだと思います。
ただ、自分で決めた子は大抵のことは乗り越えていきます。
反対に、塾や学校の教師の言いなりや、親御さんに「ここにしなさいと言われたから」という理由で進学先を決めた子は、結構な確率で苦労したり、深みにはまっている子が本当に多かったです。
「こんなはずじゃ…」「どうして自分はこんなところにいるんだっけ?」と。
とはいえ、10代の子に「自分で決めさせる」と言われても…不安ですよね。
もちろん野放しではいけません。
学校を選ぶ際のポイントや、訪問時にチェックすべきポイント、進路実績の見方の指導など、丁寧な下準備や事前指導を行う必要があります。
見方・考え方のスキルや情報を与え、必要な時に背中を押すこと。
それが中学生と接する際の大人の基本姿勢であると私は考えています。
これは進路指導に限らずです。
当初の計画では、今頃でぃありす上尾の3年生は、毎週のようにみんなで電車に乗って学校訪問に行っていたはずなのですが…
コロナの影響で全部キャンセルに。
残念ですが、仕方がありませんね。
今できる準備を、子どもたちと共に、コツコツと行っていきたいと思います。