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何度も読みたくなる本の紹介、私の愛読書、課長の読む本

2020.05.28 21:00

 皆さん、こんにちは、エンパワーメント・コーチの廣川です。組織のチーム運営に悩む課長やリーダーを対象に、チーム活性化、業績目標達成のための情報を発信しています。

今回は、私が最近読んだ本の中で、繰り返し読んでいる本の紹介です。 



「ニュータイプの時代」(山口周著) 

  この本は、2019年に発売され、すでに多くの方に読まれている本です。私はこの本の虜になってしまい、何かあるごとに手に通って、気になる箇所を読んでいます。  

 バブル世代の私から見るとこの本の斬新さが伝わり、衝撃を受けた次第です。

 特に以下に挙げた段落が私のお気に入りの箇所です。

 

1.能力は意味によって大きく変わる 
2.大量に試して、うまくいったものを残す 
3.権威ではなく、問題意識で行動する 


1では、仕事における「意味」の大切さについて説いています。仕事に携わる人に意味を理解してもらい、大きなモチベーションを得ること 


2.細かい完璧な計画ほど、成功確率を下げるという点です。とりあえず試して結果を見て修正する。これは私も取り入れている処方です。すごく共感できます。 


3では、経験と知識の量と意思決定の権限を相関させることは、今の時代にはリスクが高くなると説いています。  


 仕事に意味を与え、モチベーションを上げ実行する。経験と知識が必要な場面もあるが、今の時代は、何が正解で、何が間違いか、分からない時代になっているという点は、頭を殴られた感覚です。

 課長・リーダー人材は、常に現場に立ち、様々な問題・課題を直視しなければなりません。そういう意味で「正解がない」という考え方は、課長・リーダーの人たちは、どう判断していくかが重要になります。 

 また、「正解には価値がない」と断定してることで、さらに判断が難しくなってきます。さらに正解に価値がないということは、仕事をすることの意味をメンバーに伝え、理解してもらうことの重要性が増してきます。

 いずれも課長・リーダーは、意味があることに注力することが大切になります。

 私はこの本を読んで、自分の行動の指針が変わり、いわゆる、「大切にしていること=価値観」も変わりました。

 まだ読まれていない方々はぜひ読んで頂きたい1冊です。


 ・・・ということで、今日はこの辺で