「私、ダメじゃん」と思ったときの処方箋
ご無沙汰しています!あいのちの佐藤鼓子です。
およそ半年ぶりに久々のブログ更新!(この間、まったく触れられなかった…💦)
最後には、あいのちが準備していたイベントについてもお知らせしますので、ご都合が許せば最後までお読みいただけると嬉しいです!
「あぁ、私、ダメじゃん…」
そう思うこと、感じること、皆さんもありますか?
たとえば子どもを叱りすぎちゃったとき。
家事や仕事を思い描いていたように進められなかったとき。
失敗しちゃったとき。
私も日常茶飯事、しょっちゅうです。
現に、このブログも、(もっと更新したかったのに…)と自分への後悔が否めない…
そんなときの処方箋として、いくつかヒントになりそうなことを考えてみました✨
①「私、ダメじゃん」って本当? 考え直してOK
自分にダメ出しする――それは『理想』があるから。
こうしたい、ああしたい。
叱り過ぎずに伝えたい。ちゃんと家事や仕事もしたい。
失敗したくない。
理想を描くことは大切です。でも、理想と違ったからって、ダメ出ししなくていい。
だって、今は理想通りじゃなくても、明日、1週間後、もっと言えば1年後、3年後の自分は違うかもしれない。
理想通りでない今のすべてを否定せず、未来に期待していい。
人はより良く工夫し、大人だって成長することができるから。
理想が本当にベストかどうかも、考え直してみていい。
完璧に家事や仕事をこなし、おうちをピカピカにしていても、いつも忙しくてなかなか話せないお母さんお父さんより、多少、抜け漏れがあって、おうちがそこまで片付いていなくても、一緒に遊んで、話を聞いてくれるお母さんお父さんの方が子どもたちは嬉しいかもしれない。
理想は、そのときどきの自分の在り方で変化します。
今の理想がただ一つの正解ではない。
自分から湧き出る感情を見直してみるのも一つの手です。
②自身をねぎらう、いたわる
1年後や3年後の自分じゃなくて、「今、より良くしたいんだよ!」と思ったら…
「おぉ、理想が高くて、自分はなんて頑張り屋なんだろう!」と自身の背中やふくらはぎをさすったり、ゆっくり優しく抱きしめたりするイメージで、いたわってみてはいかがでしょう。
何より、「ダメじゃん」と思ったり感じたりしてしまう「私」も、理想を諦めない頑張り屋で、不格好だけど一生懸命で、冷めて干渉しないドライな自分より、可愛いものじゃないですか!
ねぎらうもいたわるも「労」の漢字を書きます。
どれだけ苦労しているか、頑張ったか、つらい中でも耐え抜いたかを一番知っているのは自分自身です。(何もできなくても、生きているだけで、耐えているのと同じです!)
自分がちゃんと自分を大切にできれば、自然と他者への批判も減ります。
自分を守るために、誰かを責める必要がなくなるから。
自分にも他者にも優しい世界は、子どもたちにも伝えていきたい価値観です♡
③助けを求める、他者を頼る
…というと大げさに聞こえるかもしれませんが、「もっと他人を頼っていい」と自分1人で頑張ることを手放し、助けを求めることにゴーサインを出しませんか。
全部自分でできなくていい。得意な人がいたらお願いしていいし、得意な人がいなくても、「手伝ってもらえる?」と声をかけていい。
この新型肺炎による自粛要請でも、「自己責任」の風潮が強まっていますが(仕事がなくなったり廃業したりしても、十分な補償を得られず、大変な思いをしている方々へ、心中いかばかりか、つらいお気持ちをお察しします…)、人は誰もが社会の中で生きる存在です。
たった一人ではすべてを完結することができない。
だから肩の力を抜いて、もっと人を頼ることに寛容な社会に、みんながそういう雰囲気を受け入れられるようになったらいいなぁと心底、願っています。
そこで今、皆さんに見てほしい映画があります。
タイトルは衝撃的ですが、8割近くの人が「ママをやめたい」と思ったことがあるとか…!!
保育園・幼稚園の休園や学校の休校で、24時間ずっと親子一緒のご家庭も増えていると思います。
確かに、「子どもは可愛いけど、ちょっと疲れたな」「離れたいな」と感じることは、誰しもあります。
映画にはママだけでなく、パパの「大変だよ~」という声も入っていて、前半がコミカルで、後半はシリアスで、笑って泣けて、おじいちゃんおばあちゃんも、親でない人も、将来親になりたい若い人たちも、みんなの心が動く映画です。
本当は市川市で自主上映会を6月27日(土)に予定していたのですが、緊急事態宣言の延長により、上映会の開催も延期を決めました。
「子育てシェア」を展開するAsMamaの協力で託児付き、さらには、上映終了後には『うまれる』シリーズの豪田トモ監督の貴重な講演会も予定していたので、中止にはせず、緊急事態宣言が明けたら、開催日時を再調整します。
またあらためて開催予定が決まり次第、こちらのウェブサイトでもお知らせします!
今回、すぐには上映会を開催できませんが、映画の公式ウェブサイトからオンライン上映も5月31日まで行われています。(48時間1500円)
いつか必ずや皆さんにお会いできるのを楽しみに、貴重なこの親子密着の期間をどうか、じたばたしながらも、親子で健やかに過ごせますように…。