muse aloud

脳内ゲシュタルト

2020.05.12 09:17

自粛要請により、家にいる時間が長いと、

物事に対して思考する時間が増えて、

よく脳内ゲシュタルト崩壊が起こるのは僕だけではないはず

最近はよく洋服、ファッションという言葉

なんだかよくわからなくなります


ファッションの語源はラテン語の"factio"(つくること)やフランス語の"fason"(仕方、方法)に由来してます

これ、かなり的を得てるんじゃないかなと


僕は内面がファッションに出る

と本気で思っているタイプなので

性格や価値観、感覚、職業、友人関係、家庭環境、出身、趣味、性癖、好きな人のタイプ、好きな食べ物、

ファッションに表れると思ってるし、

表すのが醍醐味で、

自分の内面を視覚的に"つくる"のがファッションで、その"方法"がファッション

(もちろん現代において、SNSなど、ファッション以外で自分を表現するツールは増えているのですが)


僕にとってファッションを認められる事は

自分の中身を認められる事なんですね

僕が承認欲求を満たせるのがファッションだったから

この業界に入ったのかもしれません


ただ最初に提起した、

ファッションがわからない、というのは

この、「ファッション」という言葉が今かなり薄っぺらくなっているんじゃないかなと、思ったところに起因してます

ファストファッションやファッションインフルエンサー、ファッションYouTuberなど

ファッションに内在する意味が希薄化して

「安い」言葉になってきている気がします


ファッション業界の地位向上を目指す弊社としては、このままではいかんわけです


ただ、多くの人にファッションを、洋服を好きになって貰うことは非常に重要で、その役割を担っているのは間違いない事実です

なので我々が、ファッションという言葉を、

よりファッショナブルにするために

ファッションに対して思考を巡らせて

自分の哲学を持つことが

洋服を売る人間としてあるべき姿なんじゃないかなと


この先変わる消費形態に対応する為にも

僕らは考え方から変えていかないといけないなと

なんだか決意表明になってしまいましたが

ビールを飲みながら思いを馳せていたので、

少し暑苦しい話に


本当は"洋服"が脳内ゲシュタルト崩壊したことを書きたかったんですが、また次回に

次はクールにいきたいです