ニューヨークで広告を巡り、12時間歩きつづけて気づいたこと。学びのコツはアンテナをもつこと×実際に足を動かすこと
どうもこんにちは!ニューヨークでコリビング(Co-living)ビジネスを展開する「Crossover」で、2か月間ニューヨークの起業家支援プログラムに参加している長村伊織です。
起業家支援プログラムついては、プレスリリースをご参照ください。
僕は将来、自分で事業をつくっていきたいと考えています。
事業づくりに強い関連性のあるものはなにか、僕の興味がある領域はなにかを考えたところ、「広告」だと考えました。
「思いたったら、即行動!」を大事にしている僕は、12時間ニューヨークの広告を見るためだけの旅を決行したのです。
今回は、その中で気づいた「インプットの効率をあげるポイント」について書いていきます。
ビジネスには「感動」が必要。きっかけをつくる広告を学びたい
いつか起業をしたい、と思っていた僕は、日本とちがった文化や価値観の中で、ビジネスには「人を感動させること」は必須だと気づきはじめました。
なぜなら、人は「いいな!ほしいな!」と感情が動いたとき、お金を出すからです。
その感動のきっかけを、人に伝える方法はなにか、と考えたときに出てきた答えのひとつが広告だったのです。
せっかくニューヨークにいるので、まずは広告だけに注目して街中を歩き、学びや気づきを得ようと思いました。
とはいえ、なぜ12時間も歩こうとしたかは未だに不明です。(笑)
インプット効率を上げるポイントはテーマを決め「アンテナをはること」
さすがに広告にフォーカスして12時間も歩けば、無限に発見があります。
つまり、アンテナをはることがインプットの量と質を生むということです。
ここではすべてを書ききることができないので、代表しておもしろかった体験をあげてみます。
それはダンキンドーナツの紙袋による広告効果です。
ちょうどお腹が空いてきた15時ごろ、広告を探し回って歩いているとき、前から中年男性がダンキンドーナツの紙袋をもって歩いて来たのです。
その男性とすれ違うまでは、一切「ダンキンドーナツを食べたい」と思っていなかったのですが、男性のもつ紙袋を見て、「わ!ダンキンドーナツだ。近くにあるなら行こう!」と思い、結果的に近くにあったダンキンに入ってしまったのです。
そして列に並んでいるとき、ふと「あの紙袋のせいで、僕は急にダンキンを食べたくなってしまったのか」と気づきました。
このとき「紙袋も、広告のひとつになり得るのか」と気づきました。
このような気づきを得たのは、僕が「広告」にたいしてアンテナを強くはっていたからだと思います。
フォーカスするべき対象をしぼり、アンテナをはっておくことは、気づきや学びを得るために大切だと感じました。
生きた情報を掴むには、実際に足を動かすことが大切
インプットの質と量を高めるためには、アンテナをはることに加えて、「実際に足を動かすこと」も大事です。
今回、僕は広告媒体・広告に関わりそうなものに注目して、12時間歩きつづけたことで、街にはあらゆる広告の形があると知りました。
そのひとつの例が、ダンキンドーナツの紙袋にも広告効果があるということです。
恐らく、家でPCに向かって、ネットサーフィンをしているだけでは、このような発見はなかったと思います。
現場でしか気づけない学びはたくさんあるなと感じます。
なにを学ぶ上では「実際に足を動かすこと」がとても大切です。
これから生きていく上で、なにかについて学びたい、知りたいと思ったらアンテナを張り、足を動かしインプットすることを意識していきたいと思います!