権貴の仕組みと解説
権貴は陣営と派閥への強力なボーナス
派閥の権貴庁で管理される権貴は、陣営や派閥に大きなステータスボーナスをもたらす重要な存在です。
奪い合い、駆け引きをする要素なので、当然仕組みもやや複雑。しかし、理解すれば戦略の幅も広がり、柔軟性も増します。
派閥としての戦略を立てる総督や副総督はもちろん、派閥に属する人も仕組みを理解して、権貴を獲得できるよう尽力しましょう。
権貴庁の画面の見かた
権貴庁の画面には、権貴の取り合いで使用する機能が揃っています。
右側に権貴が一覧で並び、選択された権貴に対する情報やアクションボタンが並びます。
各要素については以下の画像をご確認ください。
友好度ランキングの見かた
権貴の友好度は、権貴を獲得するアクション「引込み」の成功率を左右する重要な数値です。
自分の派閥と他の派閥の友好度を見比べて、権貴の奪い合いの状況を読み取れるようになりましょう。
友好と離間
権貴の友好度は「友好」と「離間」によって数値を動かします。
実行時に使用する開封令は派閥挑戦または派閥クエストの物資献納クエストの報酬として入手できます。
友好
友好は自派閥の友好度を上げる行為です。
対象の権貴を選択して実行します。
コスト(1回あたり):開封令1個、金貨1万または元宝50
報酬:派閥貢献値100〜
友好度増加(1回あたり):自派閥の友好度が上がるほど少なくなる。最低値は、友好度50万以上かつ金貨消費の友好+100。元宝消費の方が増加値が大きい。
離間
離間は対象とする他派閥の友好度を下げ、自派閥の友好度を上げる行為です。
コスト(1回あたり):開封令1個、金貨1万または元宝50
友好値増減(1回あたり):離間対象派閥-75〜、自派閥+75〜。元宝消費の方が増減値が大きい
離間対象の選択・設定のしかた
先に説明したとおり、離間は他派閥の友好度を下げる行為のため慎重な操作が求められます。
意図する派閥に対して実行できるように離間対象派閥の確認や選択、ターゲット設定をすることが大切です。
引込み奪う側は、自派閥の引込み成功率アップのために友好度差を縮め、上回ろうとします。
権貴を所有し守る側は、相手派閥の引込み成功率アップを阻止するため友好度差を維持/拡大しようとします。
友好と離間を使い分けて駆け引きしましょう。
謁見
謁見は派閥の仲間と協力して友好度を大きく動かす行為です。1日1回無償で実施できるので、ぜひ積極的に実施しましょう。
謁見の仕組み
謁見の職権が開放されている正六品以上の総督/副総督が召集することで、応答時間が始まります。
上の画像に記載した通り、謁見は応答者の人数と官位、対象の権貴親密1位との派閥影響力差によって成功率が決まります。
一度招集を開始すると、1時間後に応答数不足で自動キャンセルされない限りその日の謁見対象の変更&やり直しはできません。主催する総督/副総督は対象権貴親密1位との派閥影響力差を確認の上、成功を見込みやすい権貴を選択して召集しましょう。
事前に開始時間を決めて派閥メンバーに周知しておくと、応答が集まりやすいです。
成功すると、親善謁見は自派閥の友好度アップ、離間謁見は親密1位派閥の友好度ダウンとなります。
謁見応答のしかた
召集開始後、派閥画面やアナウンスから応答画面を開けます。応答後、10人以上集まり謁見が開始されるまで待つ必要はありません。
謁見に応答するには、前日にデイリークエストを一定進めている必要があります。
官位を上げておくと成功率アップに大きく貢献でき、成功時に貰える派閥貢献値も増えます!
成功率があるとはいえ、結果は運次第。
仲間と一緒に楽しむ派閥内イベントとして実施してみてください。
引込み
友好度を上げて、親密1〜3位との差を縮めたら、引込みをしてボーナスを獲得しましょう。
引込みには、友好度によって変動する成功率と派閥資金が必要です。日頃の友好/離間や謁見、献納がなければ引込みを実行できません。
実行するのは総督または副総督ですが、少しでも多くの人が仕組みを理解していると彼らの負担も減ります。次の画像で詳細をご覧ください。
派閥が引き込める権貴の人数は権貴庁のレベルによって変動します。上限に達したら、改築して引込み可能人数を増やすか、手持ちの権貴いずれかを手放した上で他の権貴を引き込むかの選択になります。
引込み解除をすると多かれ少なかれ自派閥の友好度が差し引かれるので、よく検討した上で実施しましょう。
権貴ボーナス
自分が享受している権貴ボーナスは一覧で確認できます。自派閥が所有する権貴に寄る親密順位ボーナスか、同陣営の他派閥が親密1位として保有する権貴の陣営ボーナスです。
開放可能数を超えた場合、各個人で必要なボーナスを選択&設定できるので、自分のパーティにとって最適なボーナスを選びましょう。
権貴に関する方針は派閥次第
権貴に関してどのように動くのかは派閥ごとに方針が異なります。
- どの権貴を狙うのか
- 元宝を使った友好/離間を実施するのか
- 離間対象を限定するか
- 日にどれくらい友好や離間をするのか
- 謁見をいつやるのか
総督や副総督、外交官など、役職持ちの方に方針を確認して一丸となって動けるようにしましょう。
【私見】プレイヤー派閥(有人派閥)に対する離間や引込み
サーバーの雰囲気次第ではありますが、プレイヤー派閥に対する離間や引込みを「ルール違反」と非難する方を見かけます。
可夢偉は「離間も引込みも競い合うゲームにおける正当行為であり、他者がそれを糾弾し『独自ルール』を押し付けるのは不当な内政交渉である」と考えています。
離間は他派閥への攻撃行為の意味合いもあるので忌避される場合もありますが、東西陣営や派閥同士の権貴奪い合いに関わる手段のひとつです。
積極的に離間も駆使する積極路線でいくのも、激しい奪い合いを避けるために消極路線でいくのも、「ルール」ではなく「派閥ごとの戦略/方針」です。自派閥が消極路線であったとしても、他派閥も同じ方針とは限りません。積極路線で攻略を受けることもあります。もちろん、反撃するか否かも「派閥ごとの戦略/方針」でしょう。
ランキングが存在する競争ありきのゲームにおける公正・公平とは何か。「ルール」と称するものがプレイヤー全員にとって公平・公正と言えるのか。それらを念頭に楽しいサーバーに育てていただきたいなと思います。