【のぼる】読む目的を持って漁った本たち。

2020.05.20 02:32

*ブックカバーチャレンジ 5日目*

 

学ぶために読んだ本たち。

どれも愛しい本たち。

シャーロック・ホームズが好きで、彼をもっともっと知りたくて買った本たち。

全集は、作品ごとの細かな時代背景や、舞台になった当時の土地の様子、習慣、法律など、様々に調査したもので、コナン・ドイル自身の背景も網羅しながら、作品について幅広く知れる逸品。

歳を取ったら養蜂業をするぞ…と密かに想っていました。

 

並びにある心理学の本、シュタイナーの本も、その分野を学び始めたときに買ったもの。

初めて触れたときは訳がわからなかったけど、何度も読み直すうちに理解できるようになって、ちゃんと「読める」ようになりました。少なくとも自分ではそう感じる。


ルドルフ・シュタイナー

「創世記の秘密」

創世記(創造の6日間)に隠された秘密…というテーマで、人間の進化や宇宙での責任について語られた本。なぜ買ったのか不明。購入当時はさっぱり理解できず。

最近、ようやく読めるようになった本のひとつ。



山根はるみ

「心の安息地への案内書 ユング心理学入門」

 

秋山さと子

「ユング心理学へのいざない」


河合隼雄

「ユング心理学入門」

「コンプレックス」

「無意識の構造」

「ユング心理学と仏教」

 

これらは、アートセラピーを学ぶために読んだ本たち。時々読み返すと、新たな発見がある本たち。それ程に、心の世界は広い。

 

  


友人の影響でカバラを学び始めたとき、既に本棚にあって驚いた本たち。


ダイアン・フォーチュン

「神秘のカバラー」

「心霊的自己防衛」

 

ウィリアム・ジョージ・グレイ

「カバラ魔術の実践」

 

イスラエル・リガルディー

「柘榴の園」

 

 

以前から独学で学んでいたタロットを本格的に学び始めたときにも、既に本棚にちょこんといて、驚いた本。

 

アイレスター・クロウリー

「トートの書」

 

 

カバラとタロットを学び始めたことで、改めて、スピリチュアルについて学びたくて本を探していたとき、やっぱり自宅の本棚にいて、おおお?!と思った本たち。


ルドルフ・シュタイナー

「アカシャ年代記より」

 

アイレスター・クロウリー

「魔術 理論と実践」

「神秘主義と魔術」

「クロウリーの魔術世界」

「霊視と幻聴」

 

国書刊行会が大好きだったので、気になると買っていた本たち。

購入当時は、なんの本なのか、さっぱりわかってなかったのに、今はどれも必携本。

過去の私、グッジョブ。

 

  


澁澤龍彦にやられていたときもありました。

「毒薬の手帳」

「秘密結社の手帳」

「黒魔術の手帳」

「異端の肖像」

「妖人奇人館」

 

西洋の神秘に惹かれていたのですね。

ちょっと横道になりました…(^^;;

 

 

 

私の父方の実家は日蓮宗だったそうで、厳格に信心していたそうです。

河合隼雄先生の本に、仏教との関わりを探るものがあったのを機に、キリスト教だけでなく、仏教も知っておこうと読んだ本たちもあります。

これらは、実家にあった本。母が読んでいたものでした。


親鸞

「歎異抄」


五木寛之

「親鸞」

 

そこから派生して、こんな本も囓りました。


上田閑照・柳田聖山

「十牛図 自己の現象学」

 

京極夏彦「鉄鼠の檻」に、十牛図が出てきたときは、小躍りしました。

  


 

スピリチュアルな分野に興味を持ちだすと、宇宙の存在は切っても切れない関係だと氣づきます。

 

フランク・エドワーズ

「空飛ぶ円盤の真実」

 

ケヴィン・W・ケリー

写真集「地球 母なる星」

 

 

宇宙の神秘にほんの指先触れただけで、人体への興味も出てきました。

 

「マインド・ボディ・スピリット大全」

 

リチャード・ガーバー

「バイブレーショナル・メディスン」

 

レイキの習得もしていたので、関連本をいくつか読みましたが、平たく読んだので、タイトルが思い出せない。

レイキは実践あるのみ。ということで。

 

 


 

宇宙と人体の関連性を印象づけた作品として、「火の鳥」を忘れてはいけません。

 

手塚治虫「火の鳥」

「鳳凰編」「黎明編」「未来編」「ヤマト編」などなど、多くの時代を行き来して語られる大作。

作中の一貫したテーマとして、人とはなにか?時間とは?宇宙とは?生命とは?心とは?といったことを多角的に考えた作品だと捉えています。

ミクロからマクロ、マクロからミクロ…という視点が、フラクタルに続いているという概念を知った作品。

スピリチュアルな分野に興味を持つようになった、最初の作品かもしれません。

 

そういえば、複雑系科学という分野を知ったのも、「火の鳥」の視点があったから。

本は難しすぎて読み込めなかったけど、なんとなく、なんとなーく把握できた…ように思います。

 


 

 

なんだかんだと、パズルの断片を合わせようとするように読んだ本たち。

興味が湧くジャンルが固まりつつあります。


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ということで。

次回は、結局これが好き。という本たちを紹介します。


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7つのテーマ

1日目【さわり】読むことを学んだ本たち。 

2日目【ころぶ】アンテナの方向性に変化を与えた本たち。

3日目【のびる】読むを発展させてくれた本たち。

4日目【よりみち】食指が動きまくった本たち。

5日目【のぼる】読む目的を持って漁った本たち。←イマココ

6日目【きする】結局、これが好きだと氣づいた本たち。

7日目【しんてんち・ふか】新たな世界観を学んだ本たち。


補足1:
事情により義母の家にいるので、ご紹介する本は私が撮ったものではなく、密林や出版社の紹介写真になりますことをお許しください。


補足2:
バトンをお渡しする人を特定しません。 ご紹介していく本をみて「あ、私もやりたい」とワクワクした方がいらしたら、どうぞチャレンジを始めてみてください。


読書好きによる読書好きの為の時間になりますように。 未来の読書好きに捧げます。