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Louis XIV: Le Roi Soleil

2020.05.13 07:30

リュリとシャルパンティエのテ・デウムを聴いて時代背景を勉強。

17世紀前期のフランス国王ルイ14世は4歳で即位し72年というフランス史上最長の在位期間を誇り、元首として最長の在位期間としてギネスも認定しているとか。これだけ長いと芸術にだけでなく、やはりというか莫大な戦費と放漫財政で貧乏への坂道を転がり落ちた王様ですね。

ルイ14世が君臨したこの時代、音楽の世界では、イタリア出身のジョヴァンニ・バッティスタ・ルッリがフランスに渡り1661年フランス国籍を取得し改名。ジャン=バティスト・リュリとしてルイ14世の宮廷楽長として君臨していたそうで、たいそうお偉いお方だったようです。

かたや、マルク=アントワーヌ・シャルパンティエはリュリと同時代の作曲家とのことですが、フランス宮廷とはほとんど関連を持たず謎の多い作曲家とのことです。ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの開始テーマはシャルパンティエのテ・デウムの前奏曲だそうで、知ってました?

赤ワインをいただきながら聴くといい感じ。キリスト教徒的には酒飲んで聖歌聴くなんて言語道断って言われそうです。

ちなみにフランス語のシャルパンティエって英語でいうとカーペンター。大工だったんでしょうかね、彼の御先祖さまは。