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Kumiko Ando Aromatherapist

私流セラピストとしてのこだわり②

2020.05.22 07:20

今回は、トリートメントについて。


沢山の方をトリートメントさせていただき、本当に色々学ばせていただきました。

これからまだまだ続くセラピスト人生の中で、トリートメント中のこだわりは、これからもっともっと肉付けされていくと思いますが、今、現在、私が心掛けていることを書いていきます。


①タオルワーク

常にお客様に触れているタオル。

心地良い状態でトリートメント時間を過ごしていただくようにしています。


お客様がお休みになるベットにセットされるタオルは、しわがないようしっかり伸ばしていきます。

しわがお客様の身体にあたると、身体に痕が付いたり、心地悪い感触になります。


身体全体を包むように、特に首元や手先足先は隙間が空きやすいので、しっかりつつまれるようにタオルをセットします。


お客様がベットに横になってからは、トリートメント部位以外はお客様の身体に触れないようにしています。この「触れない」行為は結構難しく、始めは出来ませんでした。

でも突然触られると「ビク!」って身体が反応するんですよね。

今は、触らずにタオルワークが出来るようになりました。

あと、タオルを無駄に動かしたり、風を起こしたりもしません。

とにかく無駄!と思うことは、なくすように努めています。


②トリートメントの強さの調整

人それぞれ筋肉の固さ、脂肪の付き方などは異なるし、身体の部位によっても付き方は違います。

私は、経験から培った「感」で筋肉の深さで強さを調整していきます。

お客様には、トリートメント中に1度だけ強さ確認をするようにしています。

結構、背中の1/3位進んだ時点で確認するようにしています。

直ぐ聞く人もいますが、分からないと思いますので、中盤より少し前に確認するようにしています。


回数を重ねて下さっている方に関しては、4回目以降位から確認は殆どしません。

痛かったり、ストレスを感じるようだと身体が反応しますので、その反応をちゃんとキャッチ出来るよう、照明にも気を付けています。

※照明については、後程。


③呼吸

トリートメントを始める前に、お客様が横になった状態でお客様の呼吸状態を確認します。

これはお客様に声をかけずに、私自身がひとりでおこないます。

その呼吸に自分が合わせていきます。

それがトリートメントの「リズム」になります。

ただ、ストレスが多く呼吸が早い方や浅い方に関しては、お客様の呼吸に合わせると早くなってしまうため、あえてゆっくりとしたリズムでトリートメントをするようにしています。

そうすることで、呼吸がゆったりとなり気持ちも落ち着くようになります。


お客様が眠りに入ったら、呼吸がゆっくりとなるのでそのリズムに合わせてトリートメントをしています。


④お話し

トリートメント中は、私から話しかけることはありません。

お客様の時間。

お話しされたい方は、お話をされますし、眠りたい方は眠られます。

その時間は、お客様が過ごされたいよう自由にして下さいという気持ちでいます。


⑤照明

②でも少し書きましたが、照明は眩し過ぎず暗すぎない。

筋肉の状態、皮膚の状態、血管の状態までが見える位の明るさです。

あざや切り傷、湿疹などがお客様の気が付かない所で発生している場合もあるため、

それをきちんと目視できる明るさで行うようにしています。

オレンジ色の温もりのある電球を使ってます。


⑥音楽

これは結構ポイント!

トリートメントの「リズム」と関わってきます。

お客様の耳から身体に伝わり、自然と耳から入ってくる音楽に心音が重なっていきます。

一定のリズムでトリートメント時間を過ごすと、トリートメント終了後のスッキリ加減が全然違います。


前にスクール講師をしている時に、別の先生が「東京スカパラダイスオーケストラ」のCDを授業中に流しており、生徒たちのトリートメントのリズムは狂ってしまっていました。

その先生の好みで流したのですが・・・どう思います?

私はスカパラ大好きです。デビュー前から好きでライブも沢山言ってますので、彼らのCDも聞いています。

スカと言っても激しいリズムから、スローなリズムまで沢山あります。

施術中にバラバラになるリズムでは、施術者おろかお客様もまったく落ち着かない!ですよね。


音楽の選択も結構大切です。

私は、自然の音とピアノかギターが融合した音楽を選んでいます。

私が心地よい空間にいることも大切だからです。



書きだすと止まりません・・・


この項目パート2を書きますので、今日はここまで。

またね。


※文章・写真の転載・複製はご遠慮下さい。