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健康と幸福のためのスピリチュアル入門

夫婦の距離感の裏側にあるもの

2020.05.14 03:26

いらっしゃいませ♪

“ルビー式 氣持ちイイ呼吸法”でエネルギーを浄化して

みんなが笑顔になる世界をつくりたいルビーです。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。


*-*-*-*-*-*-*


新型コロナ禍の影響で、みなさんイライラしています。

この現象は不安の表れなのですが、言い換えれば、恐怖心の表れです。


どうして恐怖心が出てしまうのか?

それは、恐怖心も生きる原動力だからです



人のカラダやココロ、魂の原動力となるのは

たった二つのエネルギーなのです。


それは、陽と陰であり、プラスとマイナス、ポジティブとネガティブのように

相反するエネルギーです。


そして、その根本は

光と闇でもある

『愛と怖れ』です!


この愛と怖れのエネルギーは、人間関係になると

よくわからくなって、勘違いしやすくなります。


相手のために愛情だと思ってやっていたことが

実は怖れを取り除くためだった、ということがたくさんあります。


それが前回もお伝えした

“過干渉(やりすぎ)と無関心(やらなさすぎ)”です


前回の記事はこちら


過干渉は、ポジティブが過ぎる状態で

無関心は、ネガティブが過ぎる状態ですね。


夫婦や恋人、パートナーとの

相性が悪くなる根本原因は、ここにあります。



過干渉(やりすぎ)とはどんな状態?


相手が求めてないことまで、どんどん踏み込んでいくお節介のこと。

男性にとっても、女性にとっても、母親のようで面倒くさい相手です。


また、近すぎて短所がぶつかり合うのでケンカが絶えません。


たとえば、夫に対して必要以上に世話を焼く妻や

妻に対して、自分の管理下に置いておきたい夫も同じです。


逆に、家事一切を妻にまかっせっきりの夫は、過干渉を求めていますし

すべての判断を夫に頼り、夫が許すことだけをやっている妻も過干渉を求めています。


これは母親に甘えている状態、と似ていると思いませんか?


過干渉をしてしまう人は

・相手を否定したい

・相手のことが許せない

・相手よりも上だという優越感に浸りたいという

潜在意識が隠れています。


相手に対して、マウントを取りたいわけです。


ですから

「相手のこういうところ、腹が立つ」

「こんなこともわからないのか」

こんな思いが出てきたら、過干渉スイッチが入っています!


このような過干渉の裏側には

「これくらいやってくれてもいいのに」

「これ全部やっといて欲しい」

という過剰な期待があります。


ということは、相手に対する依存心があったりするのです。


結局のところ

過干渉をする人も、過干渉を求める人も

その根底には、相手に対する『依存心』があるんですね。


親や家族から独立して、自分たちの家庭をつくる上で

ぶつかる大きな壁が、この依存心です。


いつまでも、相手を親のように思うのではなく

自分が主体になって独立し、自立して夫婦関係をつくるチャンスです!


ダンナさんとケンカして、イライラしているとき

そのときが、過干渉に氣づき成長するチャンスなんですよ。



無関心(やらなさすぎ)とはどんな状態?


無関心とは、まるで相手が透明人間にでもなってしまったかのように

知らんぷりして見て見ぬふりをすることです。


愛情の反対は、無関心ですから

相手との関係に距離をおきたい、ココロの距離が遠すぎる状態です。


無関心には

・相手に嫌われたくない

・秘密にしたいこと、隠し事がある

・相手との面倒くさいことに巻き込まれたくない

という潜在意識があり


自分の身の安全を守りたい、自分のココロのテリトリーを守りたい氣持ちが隠されています。


「嫌われたくない」

「めんどうくさい」

と思ったときほど、無関心スイッチが入っていると思っていいでしょう。


「嫌われたくないから、本心を言わない」という関係は、長続きしません。

これは相手を信頼していないという氣持ちの裏返しでもあります。


自分の保身ばかりを氣にしていると、孤独になってしまいますよ。


夫婦がどちらとも無関心になってしまったら

問題や夫婦ゲンカは起きないそうです。


なぜなら、お互い無関心なので、相手のことを理解しようとせず

まるでビジネスの取り引きのような、一線引いた関係になるからです。


夫婦ゲンカは起きなくても、愛情は冷めていますから

いつか関係は破たんするでしょうね。



夫婦がいつでも仲良く

どんな困難があっても、手を取り合って力を合わせて

難局を乗り越えたい!!


こんなドラマのような夫婦関係なんてあるのでしょうか?


夫婦の間で問題が起きるのは

その問題を通して、お互いにちょうどいい距離感を学ぶためです。


ハリネズミの夫婦のように(最後に載せています)

ときどきは針が刺さって、血を流しながらも

あきらめずに、関係を調整していく。


ときには、お互いの針を短くして相手を受け入れる努力も必要です。


針が短すぎて傷ついたら

また長くしたり……


この関係が、いつまで続くのか?

それは、自分や相手がこの世を去るときまで

つづくのかもしれません。


でも、長年連れ添っていると

次第に距離感は「あうんの呼吸」になっているでしょうね。



私も現在進行形で、修行中です。


もう完全に ”母子のような夫婦関係” なんですけど

それも楽しいし、嬉しいから いいかなぁ~


あなたのところはどうですか?


この関係は、夫婦だけに限らず

親子や会社の同僚・上司にも当てはまります。


参考にしてもらえれば幸いです。


◇◇◇


『ハリネズミの夫婦の話』

「寒さに弱いハリネズミの夫婦は、お互いを温め合おうと近づきました。

しかし、近づけば近づくほど相手の針が当たってしまい、痛くて近づけません。

離れてしまうと、寒さで死んでしまいます。

近づいて傷つけては離れ

離れて凍えては近づき

試行錯誤して、とうとう夫婦は 痛くも寒くもない

ちょうどよい距離を見つけて温め合いました。」とさ。