通関の話 その6
ようやくここまで・・・
検疫所のお墨付きをもらったので、今度は関税を払いに行きます。
これは、バゲッジクレームにある、税関カウンターで行いますが、
保安区域内なので逆行して入れません。
予め、ボンドに預ける時に、
税関職員の方と打ち合わせして
ボンド(ヤマトの預かり所:窓口が裏で繋がっていて保安区域の内外両方に窓口がある)の方を通じて、中の税関職員の方を呼び出してもらうことにしておきました。
ココです。
税関職員の方につれられて
保安区域内に「逆走」
なんか変な気分。。。
で、前回もらったお墨付きの届出書をみせて
インボイスと届出書を照合し、
予めボンドに預ける際に渡していた税関申告書と関税税額を照合し
関税が記載された納税告知書を受け取ります。
となりに、銀行の出張窓口があるのでコチラで納付し、領収印をもらいます。⬆️⬆️
晴れて国内に持ち込める「商品」になりました。
これをもって、ボンドに行って荷物を受け取って
一連の「輸入作業」が終了です。
これ以降、もう何度もやっているので
だいぶ慣れました。。。
検疫の職員さんも税関職員さんも(笑)
ただ、何度も書きますが
これは私の場合であって、全てのケースがこれに当てはまる訳ではないと思います。
正直、この流れを書くと
あまりに通常と違う部分があるのではないか?と思いますし
ココに書くことも躊躇した部分があります。
でも、
本当にいいたいのは、
何らかの方法で【検疫⇒関税支払い】というプロセスを経ないかぎり
買ってくれた方が喫茶で提供したり流通させるような商品にはならない
という事です。
密輸になるからね。
ちゃんとした、出所のハッキリしたお茶で
楽しんでいただきたい。。。
それが維仁茶坊の願いです。
ちゃんと税金払ってる割に、安く提供してるでしょ??
…正直、「儲け」の部分は殆ど有りません…
そのお話はこちら⬇️
今後とも
色んな思いの詰まった
維仁茶坊の台湾茶をよろしくお願いします。
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0を1にすることを目指すお茶屋が、皆さんにとっての台湾経験を0から1に変えることができるきっかけになれば幸いです。
店主敬白