【コロナ関連】 子どもの"マスク熱中症"に注意を!
5月に入り、夏日を超える日が多くなり、気温30℃近くになる日も...
以前、トリニティのブログにて"熱中症に注意を!"(ブログはコチラ)という内容で家の中での熱中症についてご紹介しました。
現在、新型コロナウイルス感染に伴いマスクをつけた状態で行動することが多くなり、熱中症のリスクが高まると問題視されています。
今回は、"マスク熱中症"についてお伝えします。
・学校ではマスク着用を
5月13日、文部科学省は「学校教育活動においてはマスクを着用すること」という新しい通達を出しました。
学校再開が見込まれる時期からは、特に暑くなる時期...
今まで夏場にマスクを常時着用することは大人でも経験が少なく、例年以上に熱中症対策をする必要があると言われています。
・かくれ脱水に注意!
実は、息をたくさん吐くことによって熱を放出し体温を下げているんだそう...。しかし、マスクを着用していると熱を外に出せなくなります。さらに、マスクをして呼吸をすることで多くのエネルギーを使い、体温が高くなりやすくなると言われています。
また、マスクをしていることで喉の渇きを感じづらくなり、知らないうちに脱水が進んでいる"かくれ脱水"の状態から熱中症になるリスクが高いとも言われています。
・徹底した対策を!
"かくれ脱水"や"熱中症"にならないためにも、どのような対策をしたら良いのか...。
「教えて!"かくれ脱水"委員会」の緊急提言よりご紹介します。
●熱中症予防のポイント
①3食きちんと食べる。
②喉が渇いたなと感じ始めたら水分摂取(多量のカフェイン摂取は控えましょう)
③水分補給が十分できない時のために経口補水液を 家族1人2本×3日分、常備
④クーラーをすぐ点けられるよう調整しておき、暑いと感じる環境にいない。
⑤換気をこまめにし、湿度も高くならないように注意しましょう。
※温度・湿度は、環境省が毎日発表している暑さ指数もチェックしましょう。
⑥快適な環境でよく睡眠をとる(疲労も熱中症リスクになります)
⑦人混みを避けた散歩や室内での軽い運動を行う
お子さんの場合、大人に比べて体温調節機能が発達していません。保護者の方が随時見守って水分補給を促したり、温度設定を管理する必要があります。
・感染対策に加え、熱中症対策も!
感染者数は減少傾向にはありますが、感染の第2波も懸念されています。
感染対策のために、マスク着用は大切なことですが、これからの時期例年以上の熱中症対策が必要とされます。
大人も子どもも経験したことのない夏に備えておきましょう!
【参考】
●かくれ脱水JOURNAL HPはコチラ