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特定非営利活動法人 バムスぴあ

地域活動支援センターを考える

2020.05.15 01:55

現在、障害者が利用できるサービス(就労系訓練事業、介護系通所事業、居宅介護(ヘルパー)事業、生活訓練事業など様々なサービスが用意されています。事業所も増えてきて、様々なところが選べるようになっています。

しかしサービスを使う際には決まり(縛りと考えてもいいかも知れません)があり、使い勝手がいいのかというとそうでもないという方がたくさんいます。

その一つのキーワード「体調に合わせて利用できる」です。

これまで在宅で過ごされて、月1回程度出ることができるようになった方が、行くことができる場所がサービス事業所の中にはほぼ無いといっても過言ではありません。

これは制度の問題で、15名枠の事業所は15人の毎日来る利用者がいることが一番の事業運営の安定につながるからです。

多くの方に登録してもらい、1日平均を15人にすると同じであるという見方もできますが、日によっては14名、もしかすると10名かもしれないとなると運営が不安定になるので、できるだけ多く来てもらえる方と契約するということになりがちです。サービス事業となるとそのようになる事は仕方がないことでしょう。

しかし、サービス事業とは違い、地域活動支援センタークムは豊中市委託事業です。したがって、やっとの思いで外出した方でも少し話に寄っていただいたり、お茶を飲みながらコミュニケーションをとったりということが、365日可能です。

(残念ながら24時間ではない)サロンでプログラム参加やくつろいだりすることができ、様々な方が利用することができます。開所以来これまで、1日も休所したことがなく、サロンを開放しています。

サービス事業所は~時間以上利用する、事業所によって曜日を決められてその曜日や時間帯に利用するなど、どうしても限定的な利用の仕方になり、どなたでも利用してくださいとはなりません。したがって、地域にはなくてはならない存在だと考えています。